レフレックスラジオ

いつも参考にさせてもらっている、下記サイトの回路を作ってみた。

http://www.zea.jp/audio/lef/lef_01.htm


バーコイルはBA-200を使った。

今回初めて二次コイルを使った。


NHK、TBS、文化放送が入る。

TBSと文化放送は今までのラジオでは混信していて、特にTBSがほとんど聞こえなかったが、このラジオではきれいにチューニングできる。

さらに、AFNが入った。

そして、ついにアンテナとアースが不要になった。


やっぱりラジオは携帯したいと思っていたが、今までのラジオは部屋中に張り巡らしたアンテナとスチールラックに触れさせたアースなしには受信できなかった。

これでようやく持ち歩けるラジオができた。

ただ、電池が9Vというのがちょっと・・・

あと、ニッポン放送は一体どうやったら受信できるのか?



低周波アンプつき




ブルーバックス「手作りラジオ工作入門」にのっていた低周波アンプつきを作ってみた。
トランジスタ、トランスを使う。そのため、電池をつなぐ。


スパイダーコイルを使うことになっているが、既製品のコイルで代用した。

大きな音で聞こえる。文化放送などうるさくてボリュームを下げたいくらいだ。


が、電池を使うと、聞こえて当然という気がする。

もし、一番最初にこの回路で作ってラジオを聞いたら、ラジオというのは電池がないと聞こえないものだ、と思い込んでしまっただろう。

電池、トランジスタ、トランス等をはずしてあらためてダイオードのみの回路にして聞いてみると、音量は小さいがちゃんと聞こえる。

やっぱり不思議だ。

ゲルマニウムラジオ改造 抵抗とコンデンサ追加

私が作ったゲルマニウムラジオでは、抵抗やコンデンサは使わなかった。

コイル、ゲルマニウムダイオード、バリコン、イヤホン、あとはアンテナとアース、それをつなぐターミナルやブレッドボードのみである。

しかし、「ゲルマラジオ 回路」で画像検索してみると、抵抗やコンデンサが追加されている回路が見つかる。

そして、抵抗やコンデンサの大きさや容量はまちまちで、抵抗のみ、コンデンサのみの回路も見つかる。

これらがなんの意味があるのかいまだによくわからないのだが、試しにいろいろつないでみたところ、大きめの抵抗をつないだ時に、音が小さくなったがクリアになった。

コンデンサのみの場合は、ほとんど変化はなかった。


いろいろ試して、下記の場合が一番音がきれいになったように感じた。




繰り返しになるが、なんの効果があるのかはわからない。



ゲルマニウムラジオ改造 コイル



調べたら、マイクロインダクタよりコイルのほうがよいとのことだった。

コイルはアンテナも兼ねるそうだ。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1460427419


確かに、参考にしたサイトにはアンテナを屋外に高く長く設置すること、と書いてあった。


コイル用に0.29mmのポリウレタン銅線も買っておいたので、早速作ってみた。

太さは巻き数を変えれば自由らしいことがわかったので、

部屋に筒状のものはないかと探すとポテトチップの空き容器があったので
それに巻くことにした。

GRDSというフリーソフトでコイルの直径と線材の直系から巻き数を計算した。

コイルの直径:65mm
線材の直径:0.29mm
インダクタンス:330μH

巻き数:60.23

(今気づいたが300μHで計算したので3巻ほど少なかった)


マイクロインダクタを抜いて自作コイルに置き換える。・・・・・・鳴らない。

ダメか・・・と調べると、ポリウレタン銅線は被膜があるのでヤスリで削る必要があった。

削ってつなぐと、段違いによく聞こえるようになった!!


写真を見てわかる通り隙間もあいているし巻き数も不正確かもしれないが、
コイルとして十分に機能している。

NHKが聞こえるようになった。普通のラジオとして十分使える。

ゲルマニウムラジオ




ゲルマニウムラジオを作った。

ラジオは中学生の時技術科の授業で作った。

一応原理を勉強したような記憶があるが今ではすっかり忘れている。

Raspberry piでLEDを点灯させたりしているうちに、トランジスタとかコンデンサとかの機能はどういうものだろうとあらためて疑問に感じるようになりいろいろ調べていき、

簡単で実用的なものとしてゲルマニウムラジオが紹介されているのを見つけた。

名前は聞いたことはあったが、実際にどういうものかは知らなかった。

下記サイトを参考にした。というか、ほぼそのままマネした。

http://www.zea.jp/audio/ge3/ge3_01.htm

ゲルマニウムラジオについて書いている人はたくさんいるが、これほどシンプルなものはなかった。


ゲルマニウムラジオで一番驚いたことは、電源が必要ないということだった。


昔中一コースのおまけのラジオを寝床で聴いていたが、あれはゲルマニウムラジオだったのだろうかと思って調べたらそうではなかった。

http://kn.org/b9radio/data/gakken/blue/index.htm



参考にしたサイトの構成が独特なのは、コイルがないことだった。

私は手巻きでコイルを作る気マンマンでいたのだが、回路図を見るとコイルがない。

と思ったら、「マイクロインダクタ」という見た目は抵抗のようなものがコイルだった。


部品はマルツ、千石電商、aitendoで集めた。

ゲルマニウムダイオードがなかなか見つからなかった。

いい歳をしたおっさんがゲルマニウムラジオの部品を買うなんて恥ずかしいので、

どこにあるかとか聞けずに歩き回って千石電商の2階でやっと見つけた。


もう製造されていないとかで、在庫限り、一個120円もしたが3つ買った。

今みたら秋月電子の通販で10個250円で売っている。


通販で買えることはわかっていたが、あえて店で部品を探して買いたかった。



回路というほどでもないくらい単純な回路でブレッドボードにさしてすぐにできあがったが、

何も聞こえない。


アンテナはエアコンの電源コードに巻き付け、アースをスチールラックに触れさせたら、ようやく聴こえるようになった。

しかし、本当にかすかにしか聞こえない。なんか聞こえるとわかる程度で何を言っているかは聞きとれないくらいだ。


アンテナやアースをいろいろいじって、バリコンを回していたら、ようやく言葉が聞きとれた。JOQRと言っているから、文化放送だ。

しかし、それしか聞こえない。

いろんなところに手で触れると雑音が増えたり消えたりする。

しっかりハンダ付けしないとダメか。


でも、別にラジオが聞きたいわけではなく、原理を確認したかっただけなので、

かすかでも聞こえただけで満足である。


これから、どうすれば音が大きくなるか、受信感度が上がるかなどを調べていく。