さくらのVPSにbugzillaをインストールする

なんのために・・・?

ダウンロードは ftp.mozilla.gr.jp から。 ftpコマンドで。 bug-ja-2.20-ja.4+-final.tar.gz を落す。 一番新しいやつ。 anonymousでログインする方法がわからず調べる。ユーザ名のプロンプトでanonymousと入れ、パスワードはメールアドレスを入れる。tar xzvf で解凍し、QUICKSTART というファイルにインストール方法が書いてある。 bugzillaはperlで書かれている。 ./checksetup.pl というスクリプトがあって必要なものがあるかをチェックしてくれる。 perlのモジュールとか。 "not found"となったモジュールをインストールしていく。 モジュールインストールはこれ。

perl -MCPAN -e shell


optionalとあるが、GDも入れる。 グラフ表示などができるのだろう。 ぜひ欲しい。 が、install GDとやると....

cpan[5]> install GD
Running install for module 'GD'
Running make for L/LD/LDS/GD-2.46.tar.gz
Fetching with LWP:
ftp://ftp.riken.jp/lang/CPAN/authors/id/L/LD/LDS/GD-2.46.tar.gz
Fetching with LWP:
ftp://ftp.riken.jp/lang/CPAN/authors/id/L/LD/LDS/CHECKSUMS
Checksum for /root/.cpan/sources/authors/id/L/LD/LDS/GD-2.46.tar.gz ok

CPAN.pm: Going to build L/LD/LDS/GD-2.46.tar.gz

Notice: Type perl Makefile.PL -h for command-line option summary.

**UNRECOVERABLE ERROR**
Could not find gdlib-config in the search path. Please install libgd 2.0.28 or higher.
If you want to try to compile anyway, please rerun this script with the option --ignore_missing_gd.
(以下略)


となる。 libgdをインストールしてください、と言っている。 これはモジュールではないので、yumでインストールする。(調べてわかった)

yum install gd-devel


gd-develのインストールが終わったので cpanで install GDをやるがインストールできない。 cpan shellを一回抜けて起動しなおしたらinstallできた。 perlのモジュールチェックはOKになったが、そのあとが進まない。

Couldn't do defparams.pl: そのようなファイルやディレクトリはありません at Bugzilla/Config.pm line 133.
Compilation failed in require at ./checksetup.pl line 460.
BEGIN failed--compilation aborted at ./checksetup.pl line 460.


defparams.ja.pl

defparams.en.pl

というファイルがあるが、defparams.pl はない。 ja.plを .plとしてコピーしてみるがダメ。

cp defparams.ja.pl defparams.pl
cp l10nmes.ja.pl l10nmes.pl


進んだ。mysqlに接続できない、となって止まる。mysqlが起動していない。

service mysqld start


そして、以下を設定

$ mysql -uroot -p
Enter password:
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO bugs@localhost IDENTIFIED BY ‘password’ WITH GRANT OPTION;
mysql> flush privileges;
mysql> quit;


それから、localconfigに以下を設定

$db_user = 'bugs';
$db_pass = 'password';


localconfigというファイルは自動で作成されるようなのだがされなかったので、 上記の設定のみをviで書いて保存し、 checksetup.pl を実行したらいろいろと設定が書き込まれた。

apacheの設定を追加してapacheを再起動し、index.cgiを表示してみるが、エラーが出ていて殺風景な、スタイルシートが読み込めてないようなページが表示されている。ヘンだなとおもいつつアカウントを作ってみるが、メールが送信されない。以前はできていたはずのメール送信自体ができなくなっている。

なんかグダグダになってしまった。 コントロールパネルにログインできなくなったりする。 パスワードも間違っていないはずなのに。sshからrebootする。メールで問い合わせしようといろいろやっているうちにコントロールパネルにも入れた。やっぱりしょせんはVPS、いろいろ不具合があるのだろうか。

以下を参考に(というかそのままマネして)インストールができた。3.0.3-ja.7

www.nbrains.net/php/pukiwiki/index.php?Setup%2FBugzilla

何件かVPSに関して悩んでいることを登録してみる。が、日本語が化けたりする。トップページをカスタマイズしたいなと調べていると、3.4がリリースされたという情報が。2009年に。入れなおすか・・・ 本家は4.0.2だった。別のディレクトリに入れなおす。perlモジュールなどはもう入れてあるから、./checksetupが一発でできて、パスワードを設定し、.htaccessもコピーするだけでインストールできた。同じDBを使っているから登録したbugがそのまま表示される。・・・今回はそれでいいのだが、別のバグを管理する場合はuserを変えればいいのかな?

自分だけで使うなら英語でかまわないのだが、本当はこれを仕事で使いたい。「サーバ立ててbugzillaインストールすれば使えますよ、僕にやらせてください。」なんてね。日本の会社じゃ、やっぱり英語だと「えー英語なの・・・?」となってしまうから。

日本ではmantisの方がよく使われているようだ。 私は両方使ったことがあるがbugzillaの方が全然よかった。 というか、いままで使ったbtsでまともなものはbugzillaだけだと思っているくらいである。