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2007/12/31

リカバリできない

こないだ買ったDellのInspiron2500にredhat9を入れた後、リカバリディスクからMEを入れなおそうと思ったのだが、ディスクをフォーマットしようとするとメモリが足りないといわれた。

Win2000のCDや98FDなどいろいろ試したが全部だめで、仕方なくHDDをはずしてUSBのHDDケースにいれてVistaにつないでフォーマットしたら、無事にリカバリできた。

2007/12/27

日本語という制約

日本のITは世界に遅れをとっている。
というかアメリカ発の技術を追っかけて日本語版に移植しているだけと言ってもいいかもしれない。

そしてその理由だが、日本語のせいじゃないだろうか。WEBやメールを使うだけでも、日本語入力のオン・オフが非常にわずらわしい。

日本語というのは非常に便利で豊かな表現ができる。
それに比べると英語はそっけなくて、味気ない。

プログラミングも会話もニュースも検索もなんでも英語でできる人々と日本人で差が出るのは当たり前だと思う。

2007/12/25

I love Sony

有名なブロガーが「SONYのPCは音がいい」とほめていた。

PCオタクだったらSonyがすごいんじゃなくてサウンドカードがいいだけだ、などと得意げに言うかもしれないが、そういうサウンドカードを客に選ばせるのではなく最初からつけているところがSonyのすばらしいところである。

私はSonyのパソコンを使ったことはないが、非常に魅力がある。デザインもすばらしい。Sony製品はユーザーインタフェースがすばらしいのである。見た目も大事なユーザーインタフェースの一部である。使っていて気持ちがいいというのは、非常に大事である。故障がなくても性能がよくてもUIが使いにくくて不快だったらダメだ。

これはWindowsNTとWindows9xにもいえることである。オタクはNTのほうがいい、9xは不安定だ、素人向けだなどというだろうが、私はNTのサポート範囲の狭さにむかついてしかたがなかった。

Sonyはすばらしい。電池の件や故障が多いとかPS3がいまいちとか何かと逆風が吹いているようだが私はSonyを応援している。これからはなるべくSony製品を買いますから。




2007/12/18

ログファイルの分割

ある大きなログファイルがあって、決まった書式の文字列で区切られているものを分割するプログラムを作った。ファイルを読んで分割して書き出すのはすぐにできたのだが、そのファイル名を区切りに書いてある番号付の文字列にするところでてこずった。

区切りの文字列は">> ABC-12.6"というような文字列で、数字は項目番号である。この文字列の先頭の記号とスペースを除いたもの+".log"をファイル名にしたかった。まずてこずったのは"ABC-12.6"を切り取ることである。Excelの関数ではmidとかを使って切り取った経験はあるのだが、どうもうまくいかない。結局、問題は文字列の末尾にCR+LFがついていたことが理由だった。その2文字もlengthに含まれていたのだ。

次の難所は、ある条件でファイル名に余計な文字列が付加されることである。たとえば、"ABC-10.15"の次に"ABC-11.1"が来たときに、"ABC-11.15"となってしまう。前の文字列より短い場合に、前の文字列の末尾が残ってしまうのである。

調べた結果、strncpy関数は、コピー先の文字列より長い文字列をコピーした場合は終端文字が付加されるが、コピー先より短い文字列をコピーすると、終端文字が付加されないことがわかった。そのため、strncpy関数を使用するさいには常に終端文字を付加することが推奨されているようである。

2007/12/15

arp

仕事であるルータのarpキャッシュエントリの最大数の登録を試験することになった。ちなみにその最大値は16384である。どうやってやろうか。16384のarpキャッシュが登録されるのはどういう場合か。

まず、16384の異なるホストに対して通信を行う事が必要である。しかも、キャッシュは一定時間でクリアされるから、その時間内に16384個のホストにarp requestを送信し、replyを受け取らねばならない。

そして、arpを送信するという事は、同一サブネットに存在するホストでなければならない。

ルータのインタフェースを、16384個のホストが存在するネットワークにつなげばよいのだが、もちろんそれは非現実的な事である。さいわい職場にはトラフィックジェネレータがある。これで実際に存在しないホストやNWを模したトラフィックを送信することができる。

まず最初に、arp replyを一方的に送りつけてみたが、これではキャッシュに登録されなかった。やはり、requestを送信したものに対するreplyでなければならない。そのジェネレータには、portの設定でどんなarp requestに対してもreplyを返すという設定がある。そうしておけば、存在しないアドレスであってもreplyが返ってきてキャッシュに登録される。

まず、そのポートに向けてpingを打ってみた。ホストが存在しておらずicmp echo replyが返ってこなくても、先程のarp replyの設定によりarp キャッシュには登録される。pingを16384個のhost宛に打てばそれがすべてarpキャッシュに登録される・・・。

しかしそこで考えてみよう。16384回のpingを、arpキャッシュが消えるまでに打たねばならない。そしてその時間は5分以下である。5分で16384回ということは・・・54.6/秒。無理だ。回数とtime out待ち時間を最小にしても絶対にそんな数のpingは実行できない。

pingは無理なので、別のインタフェースにトラフィックを流してarp cacheを登録させたいi/fに転送させることにした。そのトラフィックもジェネレーターで作り、宛先IPアドレスをincrementさせる。16384個のアドレスということは、いつも使っている/24では足りない。とりあえず/8にすれば足りるだろうと/8にしたが、必要最小限なのはいくつだろうか?/16で65536,だから、その半分の半分、/18になる。しかし実際使えるのは16384-2だから、/17ということになる。

トラフィックはFEポートの10%のレート、つまり10Mbpsで流したが、あっという間にキャッシュはMAX値まで増えた。正確には16383までである。なぜひとつ足りないかというと、事前にトラフィック受信側のi/fにpingを打っていて、そこで登録された1個が含まれるからである。そこで16383までいったら受信側のi/fからケーブルを抜いて、あと1個のarpキャッシュエントリを追加するために、存在しないと思われるアドレス宛にpingを打って、めでたく16384件が登録された。実はこの試験はいままでに一度も確認できたことがなかった。私初めてこの限界に到達したのである。

2007/12/11

クロスケーブルの結線

クロスケーブルかどうかを見分けるには両端を見てオレンジとミドリが逆になっているかどうかを見ればよい。

実用上はそれで問題ないのだが、こないだクイズである結線を見せられ、この結線はなんというか、という問題があった。

ミドリとオレンジがひっくり返っていたのでクロスだろ、と思ったが、よく見るとそれ以外に1,3もひっくり返っていた。

あれ、クロスってこんなところもひっくり返ってるんだっけ、と、違う解答を選択して間違えた。

ちなみにその試験の結果はネットワーク分野は0点だった。クロスケーブルの結線もわからないようじゃ無理ないか。

2007/12/10

Core2Duoが欲しい

こないだPentiumDual-Coreを買ったばかりなのだが、core2 duoが欲しくなってきた。必要ないんだけど、どれくらい変わるのかなと。

SLをやってるとちょっともたつく事がある。CPUよりGBを替えるとかメモリを増やすとかしたほうがいいのかな。メモリを増やすのが一番手ごろで効果もありそう。

GBはファンがついてたりするのはいやだ。

しばらく前までは、HDDがすぐ一杯になって新しいものが欲しくなったものだが、最近はHDDはどうでもよくなっている。

2007/12/03

用語について

嫌いな略語。スパツリ。デフォゲ。gratuitous arpをG arp。

それはさておいて、この世界は言葉の使い方が難しい。標準はあるようでなかったりないようであったりする。
まず、LAN,ネットワーク、サブネット、セグメントという言葉。ドメインとかエリアとかレンジとか。すべてある限られた区域を意味するのだが使い方によっては同じ意味にもなるが厳密には違う。

下記の例では「」内の言葉はみな同じ事を言っている。
・VLANは「broadcast domain」を分割する。
・arpは「LAN」内にしか届かない。
・ルーターの複数のI/Fに同じ「サブネット」のip addressは設定できない。
・異なる「ネットワーク」と通信するにはL3装置が必要である。
・ひとつの「セグメント」に接続する機器が多すぎてパフォーマンスが悪化した。

broadcast domainという言葉はL2/L3デバイスの違いを説明するときくらいしか使わない。セグメントという言葉はCPUのメモリ管理で使う言葉なので私はあえて避ける。上記の場合であればLANか、ネットワークという言葉を使う。

サブネットという言葉はよく使う。そしてこれがネットワークの最小単位であると考えてよいだろう。サブという接頭語がついていることからわかるように、この言葉は分割されたネットワークを意味する。しかし、今サブネットと人が言う時に、それがあるおおきなネットワークを分割したひとつの部分、という意味はほとんどない。

なぜサブネットという言葉が使われるようになったかというと、TCP/IPのアドレッシングで定義されたクラスわけがおおまかすぎて、実用に当たってそれをさらに細分化することがおこなわれるようになり、やがて標準化したからである。そのため現在はネットワークの最小のカタマリのことをサブネットというのである。

セグメントというのもそういう意味で断片という言葉で表現しているのだが、こちらはあまり使わない。

viで大量の行を移動する

viで、大量の行をカット&copyして移動するのが面倒である。

 100,200 copy 300

 というようにすると100-200行目を300行目に挿入してくれるということはわかったのだが、
その3つの数値を記憶しなければならない。

copy開始の行にカーソルを合わせてCtrl+Gを押し行番号を記憶、終了の行番号を同様にして記憶、そしてターゲットの行番号を確認してコマンドを実行する。

グラフィカルにこっからここまでをコピーしてここにペタリ、という操作ができない。多分なんかいい方法があるのだと思うんだけど・・・ 


さすがvi。いろいろ方法があったが、簡単なのは以下の方法。 

V を入力してカット範囲を選択すると反転する。

目的の範囲が定まったら : を打つと :'<,'>と表示される。

そこにya a と続けると、反転した範囲が a というバッファにコピー(yank)される。

そして貼り付けたい場所にカーソルを持っていって、"apとすれば張り付く。

行番号を一切知る必要がない。

ちなみに私はviとvimについてのみ書かれた1500円する本を一冊持っている。あんまり見ないけど。

それから私の使っているviはvimだった。

Redhat9のは6.1, cygwinのは7.0。 

私は家でも仕事でもメインのPCはWindows,仕事場はXP、家ではvistaである。

テキストエディタは秀丸を使っている。Wordを使う事はまずない。

大きなファイルをフィルタリングするような必要がある場合は、秀丸の正規表現を使った置換が使えればそれでやる。これでだいたいできる。

できない場合は、cygwinでgrepコマンドを使う。たとえば PassedまたはFailedと書いてある行のみを抜き出したい場合。

 cat aaa.log|grep -e Passed -e Failed>new.log

秀丸でもできるのかもしれないが私は最近覚えたこの方法を使う。 

viは、cygwinで使うファイルを開く時とか、メイン以外のlinuxにログインしたときなどに、仕方なく使う。大幅に編集する必要がある場合はメインのPCに持ってきて秀丸で編集している。

しかし最近はviに慣れてきて、秀丸と大差ない機能があることがわかってきた。むしろ、正規表現を使った検索や置換はviというかunixの世界が元祖である。

2007/11/26

TCPとUDP

tcpは通信を保証しUDPは保証しないということがいわれる。試験勉強や用語辞典などでそういう話を聞いた人が多いと思うが、多分それがどういうことかを本当に理解している人は少ないと思う。どうしてUDPだと保証されずTCPは保証できるのか。保証するとはどういうことか。

パケットが到達しないとはどういうことなのか。パケットが到達しない理由でもっとも多いと思われるのは、回線に帯域以上のトラフィックが流れることだろう。次にサーバあるいはホストの処理性能を超えるパケットが到達したとき。それから、ルータが処理しきれないパケットが到達した時。
TCPが到達を保証するというのは、そのような状態が起きないようにするのではない。プロトコルがどんな工夫をしようと、ケーブルを引っこ抜かれたら、はさみでちょん切られたら、どうすることもできない。
TCPがやってくれるのは、そのような状況が起きた事に気づいて、宛先に到達しなかったパケットを再送させる。それが到達を保証する、ということである。
だから、もしたとえば経路の途中でケーブルがちょん切られて、そのまま一定時間ほうっておけば、TCPプロトコルの通信であってもパケットは到達しないことになる。逆に、UDPであっても、アプリケーションで上記のようなことを考慮して再送などをおこなえばある程度の到達性は保証されるのである。だから、TCPだから必ず届く、UDPだから届かない、というのはあまり意味がないことである。

私がネットワークの仕事を始めてもう数年になる。パケットをキャプチャしたりRFCを読んだりルーティングなどの各プロトコルについても学んできたが、TCPの知識というのは全然必要なかった。不思議なくらいTCPについて調べる機会はなかった。CISCOの資格試験でも、TCPについて深く問われる試験は少なくともCCNPまでは無い。プロトコルの内容は結構複雑で難しいと思うのだが。これはでもTCPのすばらしさかもしれない。HTTPもPOPもTCPコネクションの上に成り立つプロトコルである。DNSはUDPである。ARPはどっちでもない。ARPはIPプロトコルですらない。PINGはIPプロトコルであるがTCPでもUDPでもない。

native vlanって何? (答えなし)

native vlanってなんだろうか。tag付けされないvlanであるというのはわかったが、何のために必要なのか。cisco以外にnative vlanなんて聞いたことないのだが。dot1qなんだからtagなしはわかりません捨てます、でいいと思うのだが。どうしてそんなことをするんだろう?

(こちらで再考しています。)
http://monqy.blogspot.jp/2012/11/native-vlan_17.html

second life

メインのところが突然の長時間メンテになってしまったのでこちらに書く。SLにはマーケットデータまである。2005年9月くらいから現在までのL$-US$の取引レートとamountを見た。レートは2005年末から2006年初頭にかけてピークを迎えた後急落し、その後は誰かが統制しているかのようにまっ平らになっている。ピーク時は1US$がL$310-320くらいだったようだ。今は260-270くらい。この曲線は2000年をピークとするネットバブルではじけた企業のそれとそっくりだ。sonyとか。Fujitsuとか。NECとか。



デスクトップに大量のファイルを置くと

私はいろんなファイルをとりあえずwindowsのデスクトップに置く。家でも、会社でも。my documentsとかに置くと、どこに置いたかわからなくなるからだ。そして関連するファイルが増えてきたらフォルダを作ってその中に入れる。しばらくしてそれらが必要なくなれば、日付と簡単な名前をつけてMyDocumentsに移動する。MyDocumentsは、システムがインストールされていないドライブのルートにフォルダを作ってそこに場所を変える。家ではそうでもないのだが、仕事で使うPCはデスクトップにファイルやフォルダが結構増えている。

あるとき、画像UPローダに、デスクトップにショートカットやらなんやらがデスクトップいっぱいにある画像がuploadされていたのだが、それに対してメモリを食うぞというようなコメントが付いていた。本当だろうか?デスクトップに大量のファイルがあることがまずいのか?それともショートカットが問題なのか?どうやらただ単に描画に時間がかかるだけのようだ。

この手のtipsは、つまりpcへの負荷を少しでも軽くするtipsは、最近はもうほとんど必要なくなっている。最初は何年も前の中古を使ってヒーヒー言っていたのだが最近は比較的新しいパーツを使うようになったしソフトウェアの要求するスペックもあまり高くなくなってきている。最近はみなネットを利用する方向へ走っていて、ローカルのスペックをガンガン使うようなものたとえばゲームなんかは専用の機器を使うから、pcはほとんどnw端末に成り下がっている。

2007/11/17

configを入れているとき

最近覚えたこと。ルータ等でconfigを入れているとき、矢印でhistoryから持ってくることがある。

そしてその設定を消したいとき、カーソルを先頭に持っていってnoをいれてenterすることがよくある。

このとき、矢印でカーソルを持っていくと結構遅いので、Ctrl+Aを使おう。

ちなみにCtrl+Eで末尾に行く。Ctrl+HでBS、Crtl+Kでカーソル以降を削除などもある。

2007/11/13

sdaって何?

USBメモリ、フラッシュメモリと言ったほうがいいのか、を、最近よく使うというかなくてはならないものとなっているのだが、Linuxなどで使う場合、挙動がかわるので困る。/dev/下にある大量のsdaなんたらって何?

2007/11/09

Microsoft Office2007

office2007のPersonal upgrade版は、アマゾンで20157円であった。personalというのはexcelとwordだけのセットである。excelはなくてはならないソフトである。wordはほとんど使わないが、家族がときどき使う。power point, outlook, accessはいらない。accessはあれば使うかもしれないが何万円も出すほどではない。5000円くらい足せばstandardが買える。2000の時はそれでstandardを買ったのだが、今ではインストールのときにあえてppとolをインストールしないようにする手間がかかるだけである。

2007/11/06

BCMSNに再度挑戦

642-812Jの参考書が出たようだ。来月給料が出たら買おう。catalystも買おう。

年内にとろう。TEは見送りかな。受けるだけ受けてみるか。

TEは8/20に応募が締め切られています。

よーし今年はBCMSNに全力投球だ!!!


ようやく参考書や問題集がそろってきたのでそろそろ勉強を始めようと思っている。

参考書は買って例によって章ごとにバラしたのだが、さっぱりやる気になれない。前回の惨敗の痛手が癒えていないのだ。

ところでWEBにある合格体験記を見ると、なんだか簡単だったという感想が多い。もしかして難易度がさがっているのだろうか?CCNA程度の知識があれば補足程度で受かるなどという記述も。



家にあるcisco機器を数えてみたら、10台もあった。2900が3台、FastHubが3台、2501と2514が2台ずつである。しょうもないラインナップである。一時はこれにくわえて2950が1台と26xxが2台あったのだが、カネに困ってオークションに出してしまったのである。こんなものを持っているのはもちろん実用のためではなく、勉強のためである。

私がプライベートな時間と私費を投じて自分に投資しているのである。3年くらい前から家計簿をつけ始めたのだが浪費の激しさにはぞっとする。毎月の収支を見るのが恐ろしい。こんだけのカネがあったらあれも買えた、これも買えた、あれもこれもできた、あそこに行けた、あれが食べられた・・・と後悔にさいなまれる。ただし浪費も自己投資のうちと言えなくもない。



bcmsnの勉強がようやく手につき、19章あるうちの1章をとりあえず終えた。ということで12月8日を受験日に定めた。お財布の都合で実機は古いcatalystのみとなりそうである。都合がつけば2950を1台買えるかどうか。

とにかく申し込みをして後がないようにしてやれと久しぶりにプロメトリックに予約をしに行った。IT系試験の中からciscoをさがしたが無い。ciscoが1ページ目にないってどういうことだよ、と苦笑いしながら次のページをめくったが、無い。よくみるとアルファベット順にならんでいて、Cで始まる会社はすべて表示されている。あれ?ciscoがない?


そんなはずはないよとあちこち探したが結局なく、サーチしてみるとciscoが撤退した、ということがわかった。撤退したのはプロメトリックの方じゃないのか?というわけで10年くらい使ってきたプロメトリックともお別れの時が来た様である。

2007/10/30

Macはいいらしい

新しいMacOSが出た。MACはMSに買収(提携のこと)されて終わったと思ったのだが、Macについての好評をよく聞く。それもデザインがいいとかクリエイターが使うとかいうのではない。私が読んでいるブログの中に二人Macを使っている人がおり、1人がMacとVistaを同等に評価している。3人ともそのスジの人である。何がいいんだろう、Mac。

最近、

・Macが好評

・Microsoftは相変わらず好調

・Linuxの普及はひと段落

・Intelが復調、AMDが停滞

という感じがする。何も根拠や数字はないんだけど。

TZoneとか行くとIntelを買っていく人が多い。Macはさっき書いたとおり。Linuxの用途は限られていて自宅のPCでLinux使ってる人は少ないだろう。服にたとえるならLinuxは作業着である。安くて丈夫で機能的なのはいいが、普段それを着て歩かないよね。

2007/10/22

ダイアログの内容はCtrl+Cでクリップボードにコピーできる

windowsのエラーダイアログの内容は、Ctrl+Cでクリップボードにコピーできる。いつからそうなっていたのだろう?

たとえばファイル名を変更しようとしてすでに同じ名前のファイルがあるときのエラーはコピーできた。

MSのKBにも、ほとんどのエラーダイアログはコピーできる、という記事がある。

2007/10/20

monqy

monqyとは、monkeyから来ている。申年生まれなのでmonkeyであるがそのままではありふれているのでちょっとひねって検索しても出てこないようなつづりにした。正直言って書くことがない。日々思うことはメインのページに書いている。ブログと言うのはコメントやトラックバックによって議論が広がるのが面白いのだろうが私は議論なんかする気はさらさらなく一方的に断言して結論だけ伝えたいと考えている。

2007/10/16

Windows Home Server

こないだ秋葉原のある店に、Windows Home Serverというポスターが張ってあった。それ以外の説明は一切ない。いったいなんだろうと店の中に入ってみたがそのモノは見つからなかった。別の店にチラシがあったのでもらってきて読んでみると、要するにWindowsのNASのようなものらしい。NASもおなじみのWindowsGUIで簡単に設定できますよ、というものだ。バックアップがとれたりインターネット経由でアクセスできたりするなどの機能もあるようだが、どれをとっても普通のWindowsでできそうだ。

私は自宅のPCのホスト名(コンピュータ名)やユーザ名を、なるべく無意味なものにしている。アルファベット1文字とか、johnとか。自分の名前などは間違っても使わない。きっかけはapacheなどのHTTPDのアクセスログにホスト名が載るのを見たことだ。IPアドレスとホスト名が載り、もしホスト名がsuzukiで、それが本名だったら、そうとう限定される。会社の同僚などだったら、特定されてしまうだろう。IPアドレスでプロバイダがわかるからだ。それからもうやっていないがWinMXとかWinnyでは、共有フォルダの設定をヘマしたりウィルスに感染すると自分のHDDのなかみをさらすことになる。インターネットに常時接続するのが当たり前になった今、ウィルス、ハッキング、バグなど、何が起こるかわからない。そのためになるべく身元がわかりにくいようにしている。

2007/10/04

Windowsをクラックしてただで使う行為

私の知っているある男が、Windowsのコピーを使っている。コピーというのは正規に購入せずに、おそらくP2Pで入手して無償で使用しているのである。もちろん彼がWindowsのアクティベーション方法をクラックしたわけではない。ネットで情報を拾っているだけだ。暗い情熱である。力を入れる方向が間違っている。彼はそうやって手に入れた不正なコピーを、自分で使うだけでなく同じ会社の同僚や上司に渡しているようだ。イヤな関係である。最低な関係である。

私は親Windows派である。3.1からほぼすべてのバージョンを使用している。2~3年ごとに買ってきた。ちょっと割高だなと思わないこともなかったが、1万数千円なら許せる。MSの事を悪く言う人は多い。やれ儲けすぎだの、セキュリティホールやバグだらけの欠陥製品だの、素人向けの重いOSだの・・・。そういう事を言う人はどうしてWindowsがこれほどヒットしたのかがわからないのだと思う。Windowsが他のOSと違うところを理解していない。LinuxはいまやWindowsにそっくりであるが、Windowsが目指しているものが見えていないためにインストールやバージョンアップが面倒くさすぎる。ディストリビューションも雑草のように乱立していて、仕様も操作性も統一がとれていない。

P2Pについてはいろいろ問題がある。不正であるのが一番だが、それ以外にも。たとえばP2Pでは普段あまり見かけない拡張子のファイルや、同じ拡張子でもコーデックをインストールしないと再生できなかったりする。それはあえて容易に再生できないようにマイナーなフォーマットを使っているのかもしれないが、ファイルを流している人間がおのおの勝手なフォーマットを使っているだけなせいもあるだろう。中身がどんなものか得たいが知れない、落としてみたらフェイクだった、尻切れだったということもある。

音楽CDは1枚2000円くらいであるが、その品質を考えたら安い。P2Pで落としてメディアにコピーしたり、検索したりDLするのをイライラしながら待ったり、どうも音質が悪いなと気にしながら聴いたり、そういう事を考えると赤字なんじゃないかと思う。そして一番肝心なことは、P2Pで落としたファイルで愛聴盤になっているものなどひとつもない、ということである。と書いて、さらに、私が愛聴しているアルバムはほとんど最初はアナログで聴いたものであることに気づいた。CDは小さいしどうも安っぽい。簡単に曲もスキップできるし。

ちょっと話がそれたが、言いたいことは、Windowsをクラックしてただで使おうなどという行為は、電車の網棚の雑誌を集めたり自動販売機のつり銭口や下をあさる行為と同じでみっともないってこと。

2007/09/28

RedHat9にSATA

仕事でcentosをインストールしたのだが、ここにtelnetすると、ホスト名を探しに行って見つからないと切断される。最初はDNSサーバを設定したのだが非常に時間がかかるので、hostsファイルにホスト名を登録した。使う人はごく少数なので運用上問題ないのだが、この名前解決をしにいくのを止められないのだろうか。redhat9ではそんなことはせずに、telnetの設定さえすれば誰でもどこからでも入れる。

最近のPCにredhat9をインストールしようとしたらHDDが認識されず、ドライバをいれなさいという画面になる。WEBでしらべるとどうやらredhat9がsataをサポートしていないようである。wikipediaによるとリリース時期が2003/03/31とあり、まだsataが普及していなかった頃だからしかたがない。しかし、もう少し調べると、sataはataと互換性があるからOKとか、BIOSの設定を変えればOKとかいう情報もある。ドライバをVENDORからDLしろとか、カーネルをアップデートしろとか。また、SATAであってもそのままインストールできるもの、BIOSの変更によりインストールできるもの、BIOSで設定変更ができないものなどいろいろある。

推測。

  1. SATAにもいくつかバージョンがあって、初期のものならそのままあるいはBIOS設定変更でインストールできる。

  2. ただしこの場合SATAの機能をフルに生かせない。

  3. 最近のバージョンでは互換性がないか、設定変更によるパフォーマンス低下を防止するためにBIOS設定が変更できないようにしてり、そのようなPCにはインストールできない。


IE7のバグ。

ウィンドウを複数開いていて(タブではなく)、日本語入力にしてツールバーや検索ページに文字を入力しようとすると、入力できなくなり、その後ウィンドウを閉じると異常終了してしまう。これはIE7を入れた直後から頻発していたのであるが、さらに発生条件が絞り込めた。これが起こるのは、ページのリンクが別ウィンドウで開かれて、その新しく開かれたウィンドウで検索しようとして文字を入力しようとした場合に起こる。最初は頻発したのだが、リンクをクリックしたときにタブで開くように変えたので頻度がさがったのだ。

2007/09/14

ある相談

インターネットで教えてください専用掲示板がある。

y!の知恵袋とか教えてgooとか。

そこにPCを組み立ててもらった人がそのできばえに文句を言っており、製作者に値引き交渉を申し出たいというような相談があった。

相談者は信じられないくらい無知で、LGA775の775をCPUのクロック数と勘違いしたり、パーツが東芝やNECなどの有名メーカー製でないなどという文句を言っている。

おせっかいなマニアたちがいっせいに飛びついて同じような事を書き込んでいた。しかし、これは製作者に問題がある。使ったパーツの価格からすれば妥当な額のようなのだが、CPUのクロック数もわからない人には10万円のPCは絶対に無用の長物である。

そしてこういう人は絶対に使っていくうちに質問しまくってくるはずだ。それに対応する覚悟があるのだろうか?

こういう人は既製品を買って、わからないことはメーカーサポートに聞いてもらうようにアドバイスするべきである。

しかし個人間でPCを作らせたりそれを引き受けるなんて考えられないけどな。どっちもよくやるよ。

2007/09/12

眠れるパソコン

ノートパソコンの欠点の一つは、サスペンドやスタンバイ状態と電源OFF状態の見分けがつかない場合があることだ。

たちが悪いのは、レジュームするのに電源ボタンを押させる機種があること。あやまってシャットダウンしてしまうことがある。

1回だけなら普通のシャットダウンとなって動作中のアプリの終了確認などができるが、あれ?あれ?と何度か押してしまって強制終了となってしまうのだ。

まず、電源ボタンでレジュームさせるのは危険である。

ThinkPadは、今はどうだかしらないが、私が使っていた時はFn+F3でサスペンド、F3でレジューム、Fn+F12でハイバネーション、F12でレジュームだったと思う。Fnつきが逆かもしれないが、電源ボタンを使っていなかったのは間違いない。

当たり前であるが、サスペンド・スタンバイ・ハイバネーション等の状態になっていることはLEDなどではっきりわかるようにしなければならない。

入出力装置、つまりヒューマンI/Fについては、できればいい、というレベルではいけない。入力ミス、読み取りミスを事前に防止し、ミスがあってもリカバリ可能なような配慮がされていなければならない。

2007/09/05

RedHatインストール

仕事で久しぶりにredhatをインストールしたのだが、新しいPCではインストールできなかった。どうもSerial ATAのHDDがサポートされていないようなのだ。redhatがどんな事情かしらないが終わってしまい、今はfedora coreとかcentosとかがそれを引き継いでいるようだ。ちょっと落としてみようと思ったら、CDで5枚とか6枚とかになっている。おいおいふざけんなよ、と。貴重なCD-Rを試しにインストールするOSで5枚も6枚も潰せるかよ、と。DVDイメージもあったのでそっちを落としてみることに。これはもはやFTPでも提供できなくなっており、torrentファイルである。LinuxOSを落とすためならtorrentを使うのはなんの後ろめたさもない。

3.46GBは、約3543MB、約3628073KBで、100KB/sでDLしても1時間以上かかる。ちなみに今bitcometでは100KB/s前後でDLしている。100KB/sというのはどんなもんだろうか?829200bpsである。800Kbpsである。0.78Mbpsである。

2007/09/04

キャッシュ

最近困っていることは、PC起動後IPアドレスが割り当てられない場合が頻繁にあることだ。ケーブルモデムから無線LANルータを経てPCにつながっているのだが、その無線LANルータの電源入れなおしでだいたい直る。原因としては暑さを疑っている。平日は部屋を閉め切ってあるので室内は30度を超える。ではどうしたらいいだろうか。とりあえずケーブルモデムとの距離を少し離して、風通しのよさそうな場所に移動させた。まあ部屋は閉め切っているから風通しもなにもないんだけど。

10年くらい前、インターネットを使い始めたばかりの頃は、一回見たページはオフラインになってもキャッシュを参照して表示されていた記憶があるが、最近はオフラインになると、キャッシュは残っているはずなのに表示されなくなる。

本来はあるページを見に行ってオフラインであればキャッシュを探してあればそれを表示するべきだと思う。オンラインの場合はキャッシュの内容を表示せずサーバーのデータを読み込んでキャッシュを上書きする。

確かに今は常時接続が普通なのでオフライン時にキャッシュのデータを表示する必要はないのだが、ちゃんとキャッシュの設定はあるしファイルも残っているからそれが不思議だ。

2007/08/28

資格について

NEは性格が悪いと前から言っているが、さらに資格マニアになるとそれに輪をかける。NEの資格といえばTEとCCIEがメジャーであり、今どっちかを持っていれば多分一生くいっぱぐれないと思う。

もちろん、持ってたからってその後さび付くこともあるだろうが、今そのどちらかを持っている人なら、そんな事はまずないだろう。私は資格を取る事を大いに奨励する。励みになるし、知識の偏りや思い込みを防ぎ、とって良くない事は何もない。しかし、資格に情熱をそそぎすぎる人は、どこかゆがみがあるように思う。報奨金目当て、転職で有利なように、などの動機ならまだかわいい。資格を取る事によって自分の力を客観的に評価したい、という思い。これが強いという事は、自分の力に不安があるからである。それから自己啓発、何かに情熱をそそぐという一見純粋で素晴らしいように思える動機であるが、私はこういう動機で資格取得に励む人についても、何か違うように思う。

難関といわれる資格といえば弁護士、医師、会計士などあるが、どんな資格だって取得後におこなう仕事のためであり、その条件としての資格取得である。弁護士になることはそれだけで尊敬に値する事ではあるが、それ自体を誇る人は軽蔑されるだろう。それではNEはどうか。TEやCCIEを取らないとできない仕事はあるだろうか?弁護士や医者とは資格の意味が全く違ってくる。NEはたくさんいるけどあの人はCCIEを持っている、それはすごい、CCIEが言うんだから間違いないな、という感じになる。

Canon MP900

私はCanonのMP900という結構高性能なMFPを持っている。以前働いていた会社の最新機種のモニターをしてそのままもらったのである。それまで使っていたプリンターは10年位前の製品だったのだが、その性能は比較にならなかった。MFPなのでスキャナがついていて、コピー機にもなる。フィルムスキャン、CDへの印刷などにも対応している。

しかし、実際使ってみるとMFPは家庭では使い切れない、という結論になる。まず、スキャンは時間がかかるし面倒である。スキャンするガラスをきれいにしてホコリを除かねばならない。満足の行く結果がでるまで何度もスキャンするハメになる。とくに写真を何枚もスキャンするような事はとても耐えられない。デジカメで撮るか、普通のカメラで撮って現像するときにCDに焼いてもらったほうがよい。

画質は確かに文句がないほどいいのだが、インクの消費がはげしい。私のものは6色セットなのだが、1セット5000円くらいする。調子に乗ってL2版などで写真を印刷しているとあっという間になくなってしまう。写真の印刷は結構難しくて、なかなかきれいに印刷できない。時間もかかるし、ほとんどやらない。

コピーはあると便利だと思っていたが、あってもほとんど使わない事がわかった。最近は携帯やPDAの性能がよくなってきて情報そのものを持ち歩けるようになってきたので、印刷の必要がほとんどないのである。

2007/07/30

OpenOffice

OpenOfficeは、やっぱりイヤになった。calcとかいうのしか使っていないが、ほとんどExcelとそっくりなのだが細かいところがちょっと違っていて、それがうっとうしい。

Excelはもう10年以上使っていて、インタフェースなども細かく変わってきたがそれに不満を感じつつも最近ようやく申し分のないソフトになっていたのだが、そっくりなCALCでは不満が募った。

Excel95のCDを探し出してOffice2000のUpgrade版を入れた。と、CALCでファイル形式を変えて.odsという拡張子になっていたファイルが開けない。テキストエディタでも、拡張子を.xlsに変えてもだめで、結局もう一度OpenOfficeをインストールした。

2007/07/20

帯域保証って何?

QOSの機能の一つに帯域保証がある。これはどうやっておこなわれるのだろうか。特定のユーザのトラフィックの通信を優先させるのだから、トラフィックの内容を区別する必要がある。区別する方法はパケットの特定のフィールドを見るなどするのであるがそれについては詳しくは述べない。肝心な事は、どうやって優先させるか、ということである。

一般の社会などで考えてみる。道路にバス優先道路というのがある。そこはバス以外の車が走ってはいけない、あるいは走ってもいいがバスが来たら譲らなければならない、というものである。また、一般道路に救急車やパトカーが来た時は、信号を無視してよく、他の車は譲らねばならない。

ネットワークの場合はどうなるか。特定のパケットだけが通る回線を用意するのだろうか。専用線というのはもっとも有効にトラフィックの帯域を保証する方法であるが、あまりに高価でムダも多い。一般的にQOSといえば、論理的な制御をおこなうことを言う。

QOSでの優先の仕方というのは、「破棄しない」ということになる。何か積極的にするのではなく、破棄しないという、消極的な措置をおこなうのみである。優先度の低いパケットは、一定の基準を超えたら容赦なく破棄する。だから当然、通信量が少なければQOSは働かず、高優先のパケットも低優先のパケットも同じように転送される。
MPLSの効用は、消極的なものである。
考えてみると、ルーティングも消極的な技術である。パケットのディスティネーションを見て、その宛先を判別してそこへ向けて転送するのではない。ルーティングテーブルに書かれているのはnext hopでしかない。要するにたらいまわしである。

ここまで考えてきて、もしかしたら科学技術というのはみんな、このような消去法によるのではないだろうか。ある理念を目指して積極的に進めていく、というのは科学技術にはないのではないだろうか。

2007/07/17

Inspiron 2500

というわけで、リアルPCを買ってきた。Celeron 500Mhz, RAM 64MB, HDD 10GBのDELLのノートが7800円だった。WindowsMEだった。TP99は動くがたまに飛ぶ。相変わらず出塁、二盗、スクイズのセコ戦法。投球はゆるい球をチョン上げで三振狙い。

INSPIRON 2500というモノである。CPUはceleronの、たしか500MHzである。何かするとやたらにカリカリディスクアクセスするのはメモリが少ないせいか。後ろにファンがついていて、CPU使用率があがるときだろうか、ときどきファーンとうなりだす。HDDは10Gということだし、音からもして古かろう。こいつを新しくて容量も大きいものに換えて、メモリを128くらいにしたら、相当いいぞ。今だってギコナビとか普通のネットを見るのとかにはなんの問題もない。メインのPCはほとんどTV再生装置になりさがっている。

そもそも、こいつを買おうとしたときにイメージしていたのは、メインのPCでTVを見つつ、傍らにおいたノートPCでTriplePlayをやる。何か気になればIEでサーチする。ギコナビをあげる。メールをときどき見る。そんな使い方を思い浮かべていた。それなら、TPが使えるスペックであればよい。12800円くらいのThinkPad390Xとどっちにしようか大変迷ったあげく、コイツにした。

買ったのはソフマップである。さすが中古の老舗である。最近はあまり行かなくなったが、昔は毎週のようにソフマップへ行ってたな・・・。Vaioの横長のやつ、ザウルス買わないであれにしとけばよかった。あれだったら、使ってたかもしれない。でももう、ザウで出費してしまい、気持ちもなえてしまったので、当分モバイルPCは買わないぞ。

2007/07/15

VirtualPCはUSBをサポートしていない

EA SportsのTriple Play99というゲームのソフトがある。10年位前に、韓国で買った英語版なのだが、これが非常におもしろい。だが、XP Proを入れたときから、なぜか動かなくなってしまった。Homeでは動いたのに。理由がわからないので放っておいたが、VirtualPCに98をいれたらどうだろうか?と思って試してみた。

ところが98のインストールが簡単にはいかなかった。98のときはまだCDでブートしない。DOSから入れる必要があるのだ。98の起動ディスクの作成から始まって、fdisk, formatと懐かしい作業をおこなってようやくインストールが終わった。そしてTriple Play99をインストールして起動・・・あがった。ガッツポーズしてとりあえずhome run derbyをやってみる。問題なく動く。じゃあゲームパッドをつないでシーズンを始めよう・・・と思ったらsidewinderを認識しない。調べても情報がない。同じUSBハブにつないでいるマウスは認識しているからUSBは問題ないよな・・・ハブじゃなくて直接つないでもダメ・・・・やっぱりUSBに問題があるとしか思えないとデバイスマネージャーをよくみるとUSBの文字がどこにもない。なんと、virtual pcはUSBをサポートしていないことがわかった!!なんでマウスが動いたのかは知らないが・・・

しかし惜しい。これでUSBをサポートしていたら素晴らしかったのに。

まあ、USBが動かなくてもかなり素晴らしいが。無料だし。

2007/07/11

googleのバーカ

このブログをはじめた直後はgoogleでmonqyを検索するとトップに出てきていたのだが、今はトップどころか引っかからない。これは順位が下がったとかいうことではなく、googleのなんらかの基準にはずれて除外されたのだと思う。こちとらgoogleの表示結果なんざどうでもいいんだよ。ご苦労なこったな。でもなんかむかつくから言わせてもらおう。バーカバーカ!グーグルのバーカ!!

2007/07/04

RSSって何?

RSSって何?IE7からRSSリーダ機能がついたらしい。ときどきそのマークがオレンジ色になることがあるが、必要性を感じない。ページが更新されるとそのページを見に行かなくてもわかるとかいうのだが、私がよく見るサイトはRSSに対応していない。RSSフィードを探すヒマがあったらページを見たほうが早い。だいたい私が見るところは四六時中更新されているのでそんなもの役に立たない。

一時期プッシュとかプルとかいう話があった。ポイントキャストという、プッシュ形式のサービスがあって、私は素晴らしいなと思っていたのだがすぐにすたれてしまった。プッシュ型というのは放送に近いのだろう。インターネットと放送の融合、ネットで放送しようという動きもあるようであるが、サーフ氏は放送とインターネットがあまり相性がよくないという話をしていた。

放送というのはストリーミング、つまりリアルタイム性をもった音声または動画の配信のことであるが、これは実感できる。youtubeで動画を見るとき、1回目は何度か途中で止まってしまうことがよくある。バッファリングが再生に追いつかないからだ。私はこれがうっとうしいので、最近は見たいビデオを選んで再生が始まったらすぐにポーズボタンを押し、バッファリングが終わるのを待ってから再生している。こんなことをするくらいなら最初からダウンロードして再生させたほうがよい。

ネットではどうしてこういうことが起こるかというと、個別のリクエストに対して放送を行うからである。テレビは一方的に電波を出すだけで、受信者が増えても電波の出力を強力にする必要はない。大勢が視聴したから電波が途切れることもない。ネットではアクセス不能になることさえある。

この不具合を解消するために考えられたのがマルチキャストなのだろうが、マルチキャストははやらないのではないか。ちょっとかじったことがあるのだが、一番の難点は、ネットのルータがすべてマルチキャストに対応していないと使い物にならないことだ。

マルチキャストというのは、基本はプル型であるインターネットに、プッシュ型の機能を持たそうとしている。つまり、インターネットを特定の用途に使用するために修正しようとしている。

サーフ氏はNGNは否定していたがマルチキャストについては触れていなかった。しかし彼のインターネットはアプリケーションに関与してはならない、という原則には、マルチキャストも反しているのではないか。

それよりは、P2Pだろう。P2Pは、既存のインターネットをそのまま利用して、大容量のデータを効率よく配信する仕組みを作った。

私は反Winnyである。winnyを憎悪している。しかしそれはP2Pの原理を憎悪しているのではない。著作権を無視して違法コピーができるようになっているのは、P2PのしくみではなくてWinnyのアプリケーションとしての仕様である。ここをみんな誤解している。Winnyは悪くない、それを悪用するユーザーが悪い、というが、Winnyは違法コピーを目的に作られたアプリケーションであることは間違いない。P2Pの技術を悪用したのである。

私は最近いろんな人のブログを見るようになったが、いつもはもっともなことを言っているのに、P2Pのこと、著作権のことになるとアレ?と思うようなことを言い出す人を二人知っている。多分、この二人はP2Pの恩恵に浴しているのだと思う。結局、WinnyあるいはP2Pを否定するかどうかは、その人がそれを使っているかどうかでしかない。理屈も道徳もへったくれもない。私がWinnyを使わない一番の理由は使えないからである。使いたくても使えないのだ。しかし、Winnyが使えるときでもあまり好きではなかった。ほしくない余計なものまで落ちてしまうことと、偽者が非常に多かったこと、いわゆる「鬼畜」なものが多かったことなどが理由だ。WinnyのUI自身にも、なんともいえない不快を感じた。

Winnyで流通するファイルが鬼畜なものが多いこと、情報漏えいやウィルスが蔓延したことは、Winnyの目的が不正行為であったせいだ。このソフトはMXで逮捕者が出たのを疑問に感じて開発を思い立ったと作者も明言している。

最近私はbittorrentというものを使っている。違法コピーも行われているが、MXやWinnyのようにはガンガン落とせない。ユーザーが少ないのだろう。空いてると遅いという、おもしろいネットワークである。

こう考えてくると、アプリケーションがどうにかすれば、なんとかなる。インターネットは運送屋に徹して、荷物の中身には関与しないことだ。荷物をいかにすばやく運ぶかを極めてくれればよい。最近は伝票番号で簡単に配送状況が確認できるようになった。だがこれも別に荷物に発信機を着けたわけではなく、中継点で伝票番号を記録しているだけである。あとは照会システムを作ればよい。これはアプリケーションでやることである。

こう考えてくると、やっぱりアプリケーションの方が面白そうだな。レイヤーが高いほど面白い、人間的な仕事ができる。NWがつまらないつまらない、とずっと感じていたのはそういうことなんだろう。

2007/07/01

OpenOffice

久しぶりに再インストールをして、OFFICEを入れようとしたが、Excel95のCDがない。持っているofficeは2000のupgradeで、インストールには95のCDが必要なのだ。探すついでに部屋を掃除してちょっとした配置変更をしたが、結局見つからなかったので、open officeを入れた。もうoffice買わないかも。

2007/06/27

愚痴など

最近、いいことない。なんか、接する人みんなが敵に見える。俺の毎日の自堕落さを見透かされているようだ。もう、とりあえずNPになるしかない。それがすべてではないが、それしかとりあえず道はない。今に見ておれ!

VLANにはいくつか種類があって、とくに利用されいているのがポートVLANとタグLANであろう。しかしCISCOでは、タグVLANという言葉を使わない。トランクという。何種類かのスイッチを使ったがCISCO以外はみなtagという言葉を使っている。中にはVLAN設定をするときには tagged or untaggedの指定が必須のものまであった。なぜ、CISCOではtrunkと呼び、tagという言葉を使わないのかが疑問だった。

switchport mode access がポートVLAN、switchport mode trunk がタグVLANである。たしかに、ポートVLANとtag VLANの違いを考えると、タグの有無ということになる。ではどうしてタグを付けるのか。それは、同一物理回線に、複数のVLANのトラフィックを通すので、それぞれを区別する必要があるからである。それでは、複数のLANのトラフィックが通る回線とはどのような回線であろうか?言い方を変えると、どうしてそんなことをする必要があるのか?複数のLANのトラフィックが通過するのだから、当然その両端には複数のLANが存在する。当然、複数のノード、LANを複数わけているくらいだから、ノード数も多いと考えられる。

最近あまり仕事が楽しくない。忙しくはなく、ヒマで困るくらいなのだが、なんだかとらえどころのないことばかりだからだ。テクニカルなことは2の次3の次。創意工夫などまったく出る幕はなく、地味な繰り返し作業に終始する。今はヒマなのでまだよいが、忙しくなってくるとそのストレスは相当なものとなるだろう。

どんな業界でも多分同じだと思う。先日元調理師からこの業界に転身した若者がいっていた。「料理ではなくて作業になってしまってつまらない」と。多分、ネットワークエンジニアとしての仕事についても、同じようなことを感じているのではないかと思う。少なくとも数年もたてばそうなるときがくるだろう。

純粋に技術を極めることができるのは、研究を職業とするごく一部の人だけだろう。たいていの人は、課長職になるころにはマネジメント的なことしかしなくなってしまう。

最近CCIEを否定するブログを読んだ。CCIEなんかいらないというその強気な態度からするとかなり自信があるのだろう(後で知ったのだがその人はCCIEだった)。CCIEはネットワークエンジニアではないというのだ。神的な立場なのに・・・。今まで生きたCCIEは一人しか見たことがない。ちなみに私よりひとつ年上で、ちょっと変わった人であったが、さすがと思うことはあってもCCIEなんかたいしたことないじゃん、と思うようなことはまったくなかった。

わたしはもともとネットワークではなく、アプリケーションの開発をしていた。「IT業界」といってしまえば同じ業界になるのかもしれない。もっとも「IT業界」などという言葉が使われるようになったのはつい最近である。私はこの呼び方が嫌いだ。かっこよすぎるからである。「情報通信産業」じゃ長いからITにしただけかもしれないが、見かけをかっこよく、軽く見せかけているように思えてならない。

コンピュータプログラマ、システムエンジニアというものにたいして大変な期待をして、大げさに言えば魔術師になれるくらいの期待をしていた。しかし2、3年もするとその実態に失望を感じ始めた。まさに「作業」になってしまうからだ。技術的な探究心とサービス提供ということが相容れないことが多い。

最近ではわたしはあまり技術的なことには深入りしないようにしている。それは面倒くさいとかわからないとからではない。今までの体験から、それが無駄であることを学んだからである。一番大きな体験は、オフコンがPCに取って代わられたことである。その後、仕様やインタフェースが定まらないさまざまなソフトウェアが入り乱れる時代になった。使い方を覚えるころには陳腐化してしまう。それはたとえばdbMAGICだったりVBだったりACCESSだったりMSOfficeだったり。MSOfficeは今でも使っているが最初に使ったWord5.0とWord2000はまったく別のソフトといっていいくらいインタフェースも機能も変わった。NetWareというものもあった。

仕事を始めたてのころ、勉強をしたものである。勉強には2つの方向があって、原理や基礎的なこと、普遍的なことを学ぶのと、実際に機器やソフトの操作を学ぶこととがある。どっちも必要で、わたしはなるべくうわべの操作だけではなく原理から理解しようと心がけていたが、最近はあまり原理を考えることが無意味に思えてきた。

あまりに変化が激しいので、その変化でも不動の原理などというものは、普遍的過ぎて当たり前のことしかなくなってしまうからである。そしてそんな根本的なことをいまさら吟味したり磨きをかけたりするような仕事は、先ほど言ったようにごく一部の技術職しかやらないことなのである。

しかし、ネットワークに関しては、まだ本格的に初めて2年くらいしかたっていないのだが、アプリケーションに比べると、技術の変化が少ないように感じる。最近は慣れてしまったが、ルータのインタフェースはどうしていまだにあんなMS-DOSみたいなものが残っているのか不思議だった。プログラムなら変数とループを使って数行で書けるようなconfigを長々と書いてそれをコピペしたりするのも。

私はF社オフコン→Windows→ネットワークという風に移り歩いてきた。富士通オフコンは、中央集権専制国家のようなものであった。自由は少ないのだが、無駄なことを考える必要がなく、定型的なことをするにはよかった。Windowsは、その専制政治が民衆によって打倒されて出現した民主主義国家のようなものだった。不備は多かったが自由で、可能性が感じられた。次々に新しい機能が装備されていった。ネットワークの世界は、UNIX的な世界である。わたしは1998年くらいに、「インターネットとはUNIXである」と気づいた。UNIXは、共産主義である。なんらかの巨大な権威や前提を否定することで自分の存在意義を示す。

ルーティングの原理、ネットワークの原理、ブロードキャストドメイン、コリジョンドメイン、レイヤー、みんなやってみないと理解できない。原理を話しても100人中100人がポカーンとしている。なんとなくわかるけど、そんなの当たり前じゃないのかな・・・それのどこがすごいのかな・・・。実際やってみて、ああそういうことね。確かにそうだね。こうするとこうなるしああするとああなるね。なるほど。

2007/06/23

Windowsの再インストール

調子がわるいので再インストールを決意した。私はWindowsの再インストールを趣味のようによくやるのだが、最近はしばらくしていなかった。まあ小一時間くらいだよな、と高をくくっていたらそうはいかなかった。もう3時間くらい経過しているが今ようやくSP2のインストールが始まったところだ。多分あと1時間くらいかかるんじゃないだろうか。

時間がかかった原因はCドライブにデータファイルを置いていたことである。再インストールに備えて今まではCは空けておいて、何かあったらCをフォーマットしてOSを入れなおしていたのだが、音楽やムービーのファイルが増えて空きがなくなったのでCに置いてしまったのだ。Cの領域が大きすぎたのかな。最近はローカルでアプリを使うことが非常に少なくなった。何でもWEBでやるからだ。xcelくらいかな。Delphiももう1年くらい触ってないだろうか。

PCもWindowsも、確実に品質が向上している。メンテがほとんどいらなくなった。Windowsをオープンにすべきだという意見があるが私は反対である。Windowsは単なるパソコンのOSではない。それ自体がひとつのメディアである。わたしはパソコンを使っているのではない。Windowsを使っているのだ。パソコンはWindowsを使うために必要な道具に過ぎない。Linuxが好きな人は逆だろう。パソコンを使うためにLinuxを使っている。Windowsも仕事やそのたの必要から使わざるを得ずに使っている。WindowsはPCを使うことが目的ではないのだ。文章を書き、ネットワークにつなぎ、さまざまなメディアを見聞きし、データを加工し複製し保存する、それが目的なのである。

2007/06/19

不穏

最近不穏です。パソコンをたちあげると、ネットワークのアイコンにビックリマークがついていることがしばしば。インターネットにつながらない。デフォルトGWであるBBルータにpingが通らない。ルータのOFF/ONで回復するが、しばらくすると切れる。最近bitcommetとかをやったせいだろうか。SPAMに喧嘩を売ったせいだろうか。FWをオフっていたせいだろうか。今念のためにオンラインウィルススキャンをやっている。

まだ途中なんですがすでに感染ファイルが 7 検出されている!!!俺としたことが!!!

見てると全部ギコナビのファイルだ。そこが終わって最近全然やってないゲームのフォルダに時間をかけているので、いったん中止してギコナビとそのゲームをアンインストールしてリブートして、もう一回スキャンしている。

2007/05/09

HDDが故障する理由

firefoxを使ってみると完成度が高くIEから乗り換えようかと思うくらいだ。なんとなく重かったり遅かったりするように感じるがまだキャッシュがないのが大きいだろう。オープンソースも大したものだと思った。

mozillaは何度か使ってみたがIEの方がよかった。ときどき騒がれるセキュリティホールも自分とは全く無縁だった。私はウィルス対策を全くしていない。SP2のファイアウォールとポップアップブロックを有効にしているくらいだ。

私はデフォルト設定を非常に重視している。インストールするアプリも少ないほどよい。バグもアップデートもなしに永遠に使えるソフトウェアなどない。インストールしてからもう使えなくなっている事に気づく事もある。

私はHDDをPCの前面から取り出せるケースに入れて、5インチベイにさしています。そしてディスクは2台付けて、1台をシステム、もう1台をデータという感じで使っています。これは2000~2002くらいの頃に、日経ネットワークで紹介されていたものです。開発者の方が、さまざまなOSで試験をおこなう際に便利なので使用していたのです。これはいいなと思ってさっそく買ってきました。ところがその後しばらくしてHDDが故障しました。その後HDDを換えて1年ほどしてまた故障しました。

その2度目の時、「このケースに入れると故障しやすい?」という疑いを持ちました。HDDの故障は初期不良で一回あった以外ほとんどなかったのに、ケースに入れ始めてよく起こるようになったからです。はっきりと証明されたわけではありませんが、おそらく、熱が理由だと思います。ケースに入れて、さらにそれを二つ並べていたことで、放熱しにくくなった。

今使っているPCは自作モノである。何台目かというと、まあ、2台目という事になるのだろう。マザーボードは初代のものをずっと使っているので、1台と言えない事もない。ケースを変えると、別のものという感じがするので、2台目だと思っている。自作は興味半分、節約半分で始めたことであるが、節約についてはさほど効果がなかった。大量生産するメーカーにかなわないというのがひとつと、もうひとつ重要なことは、部品の交換ができる期間がそれほど長くないということだ。CPUのアップグレードはせいぜい2回くらいではないか。2年もすると新しい規格のCPUが発売され、MBからメモリまで一新するはめになるからだ。

2007/04/29

BCMSN受験、そして不合格

いよいよ明日である。認定ガイドのCDは英語であるがシミュレーションの練習に役立った。やるだけのことはやった。まだ完璧であるとは言えないのだが、約1ヶ月、酒も飲まずに結構勉強したと思う。本も問題集もすべて811のものである。NAより簡単かもという噂の。それなのに私はかなり苦労した。でもおもしろかった。NA,BSCIに次ぐ3科目目だが、一番面白かった。

今更こんなことを言うのはアレだけど、トランクってなんだろう?STPでよく問われる三角形のトポロジを、実際には試したことがなかったので、priorityを変えて、リンクも一つ10Mにして、やってみた。
3つのスイッチを3本のリンクでつないでみた。10Mのリンクの片側がBlockされるはずだ・・・。

ところがされない。すべてのリンクのLEDが緑色になっている。vlanはすべて同じ1である。show vlanをしてみると、一つのリンクのポートだけ、vlan 1に表示されない。ポートを見るとtrunkになっている・・・このせいか。しかし、なぜtrunkになっているとSTPが機能しないのか。STPがどのポートもブロックしないということは、ループになっていないということになる。

トランクリンクとは何か、というのはCCNAのときに勉強したことだ。簡単にいうと、「複数のスイッチを接続して一つのVLANを構成するためのポート」である。しかし、トランクポートとアクセスポートの違いは「タグを付けるかどうか」の方が正確ではないだろうか。(ネイティブVLANを除いて。)

シスコでは「タグVLAN」という呼び方をしないが、仕事で使った他社のスイッチではコマンドにも「tagged」とか「untag」とかいうキーワードを使用している。シスコの場合は「タグVLAN=トランクポート」なのだ、と考えていたが、少し勉強してみるとまたわからなくなってきた。「複数のVLANを同じリンクに通すにはそれらを区別する必要があるからタグをつける」これが私の理解であった。

もういっぺん確認してみた。確かにトランクにするとLEDは緑色のままだ。しかし、show spanning-treeなどを実行してみると、然るべきポートはblockingになっている。


多分こうだ。トランクリンクは複数のVLANに所属しているので、そのうちの一つのVLANでblockingになっても他のVLANではforwardingなので、LEDは緑色のままである。


↑こんなこといってるようじゃな・・・難しかった・・・。勉強・経験ともに不足してはいたが、それは今までもこれからも同じこと。そのためにガイドや問題集を使ってきたのだ。812Jは新カリキュラムになったばかりで定番書籍がない。811Jのガイドを完璧に理解してもダメだと思う。ガイドだけでは無理なのは今までも同じでそれを補うために問題集をやっていたが、今回は例の2冊では話にならないくらい難しかった。

キモだとしてじっくりやったはずのSTPが30%・・・。悲しい結果だ。3550が1台必要だ。いずれ買うことになるだろうから早めに買ってしまおうかな。812についてはちょっとじっくりやりたい。対策本待ちもある。「対策本をおぼえて資格とったって意味はない」という意見はよく聞く。私もそう思っていたことがあった。しかし実務で経験できることには限りがあるし偏りもある。むしろ実務でまんべんない知識を学ぼうとする方がユーザに失礼ではないか?

bcmsnが難しすぎて不合格の悔しさがほとんどない。さらに、icswとontという新科目はかなり難しそうだ。とくにicswはなんとあの有名人が不合格になっている!しかしその受験記を公開した彼の正直さには敬意を表したい。というわけであわててbcmsnをとったところでその後がかなり難関そうなので、じっくり行きたい。

こないだのBCMSNのときにもいたんだけど、試験開始後10分くらいで退席するやつって何?昔MSのMCPではアダプティブテストとかいうのがあって、数問で合格になる場合もあるというのを聞いたことがあるけど、それか?それにしてはどうも覇気が感じられない。自分の試験がアダプティブテストでしかもそれで合格したら非常にうれしくて早足で退席していくと思うのだが。私の想像では、奴らは会社の金で強制的に受験させられているのではないかと思う。もったいない。


blockingになっているポートはBPDUを送信するか?受信するか?
forwardingのポートはどうか?
listening, learningは?

show spanning-tree detail を実行してみると、forwardingのポートでは、

BPDU: sent xx, received xx

の、receivedのみがアップしている。sent は2のままになっている。

という事は、forwardingのポートは必ずBPDUを送信するわけではない。ちなみにこのスイッチはルートではない。ではルートブリッヂであるスイッチを見てみよう。こちらは sentのみがアップしている。どのスイッチも起動時は自分がルートとしてBPDUを送信するので最低1はsentがあがっているはず。

PVST、MSTについてよくわかっていなかった。PVSTはCatalyst3560などのデフォルトのモードである。2950もそうだった。これはVLANごとにSTPのインスタンスを作成するものである。つまり、STPがVLANごとに管理され、VLANごとにルートブリッジが選出され、各ポートの役割が決定される。
これはVLANがたくさんあってしかも同じトポロジを構成している場合に無駄が多い。その場合にインスタンスをグループわけするのがMSTである。

2007/04/23

続・CatalystでSTP

STPでの、各ポートの役割決定アルゴリズム。役割は3つある。

【role 1】 root port

各スイッチにおいて、rootブリッジに一番近いポート。ルートブリッジ自身にはrootポートは存在しない。この「近い」はコストとしての距離であり、たとえ直接ルートブリッジに接続しているポートであってもそれが10Mで、もう一方の他のスイッチに接続している100Mのポートがあれば、それがroot portになる。(コストはデフォルトで10M=100、100M=19である場合。)ルートブリッジに直接接続されていてもroot portにならない場合があるわけだ。

下図でいうと、RPは、SW-Bの0, SW-Cの1となる。

【ルートポート】
SW-A: なし
SW-B: 0
SW-C: 1



pty:1
+----+(0)    link-1: 10M
|SW-A+--------------+
+--+-+              |
(1)|  link-3        |
   |100M            |
(0)|                |(0)
+--+-+        (1)+--+-+
|SW-B+-----------+SW-C|
+----+(1) 100M   +----+
pty:100  link-2  pty:100
...
【role 2】 designated port
各リンクで、最上位のBPDUを送信できるポート。(ルートブリッジのポートはすべてdesignated portとなる。)DPは、スイッチごとではなく、リンク(セグメント)ごとに選出される。

上図では、以下のようになる。

【Designated port】
link1: SW-A-0
link2: SW-C-1
link3: SW-A-1


【role3】 blocking port
root portでも designated portでもないポートで使用不可になる。これはblockingという役割を持つというよりも、「何の役割もないポート」「いらないポート」である。だから使用不可にするのだ。

以上を総合すると、各スイッチの各ポートの役割は以下のようになる。

SW-A-0:DP
SW-A-1:DP

SW-B-0:RP
SW-B-1:Blocking

SW-C-0:Blocking
SW-C-1:RP

最上位BPDU決定要因

1. 最小ルートブリッジID  ルートブリッジの持つブリッジID
2. ルートブリッジに至る最小パスコスト
3. 最小送信ブリッジID  各スイッチが持つブリッジID
4. 最小ポートプライオリティ  ポートのプライオリティ値
5. 最小ポートID  スイッチの持つポート番号

ルートブリッジIDが非常に重要になる。MACは変更できないからpriorityになるのか。priorityのほうがコストよりも優先されるから。

portfast, uplinkfast, backbonefast

portfastはわかった。uplinkfast, backbonefastがよくわからない。

uplinkfast....直接リンクの障害発生時、BPを即座にRPに変更する機能。
root bridgeにならないようにプライオリティが49153に変更され、ポートのパス・コストに3000が加わる。

なるほど、収束が早くなるのはわかる。しかし、逆に疑問なのは、どうして通常のSTPで即BPをRPに切り替えないのか、という事だ。まず考えられるのは、ルートブリッジにならないようにしていることから、ルートブリッジだった場合にこの動作が不具合を起こすことだ。

ルートブリッジではすべてのポートがdesignated portであり、ルートポートは存在しない。そしてblocking portも存在しない。そのため、不具合を起こすというよりも、この機能は不要ということになる。

BPが即座にRPに切り替わるとMACテーブルの情報との不整合を起こす、とある。
そのためuplinkfast有効時にはその更新を促すダミーパケットが送信されるらしい。しかしこれも、どうして普段からやらないのかという疑問がわく。

backbonefastは、間接リンクダウン発生時、max-ageを無視することで収束を高速化するものらしい。uplinkfastよりさらに情報が少ない。

察するに。

これらの機能は旧STP、802.1DのSTPの収束の遅さを改善するための苦肉の策であり、現在はRSTPなどの新プロトコルを使用するようになっているため、もうobsoleteなのであろう。そしてこのことは試験対策としては重要な意味を持つ。
おそらくそんな旧式のしかもCISCO独自のその場しのぎの技術を、深く問う事はないと予想される。この辺はこういう機能がありますよ、こんなとき使えますよ、程度把握していればよい。それよりもRSTPなどのほうをみっちり覚えるべきだ。

・・・というほどRSTPはSTPと変わらなかった。
RPでもDPでもないポートをすべてBPにするのではなく、一つはAlternatePortとしておく。例の三角形のトポロジであればルートの向かい側のリンクの、DPでないほうがAPになる。

この状態でAPでないポートがリンクダウンすると、瞬時にAPがforwardingになる。
・・・でも、これが効果を発揮するのはAPのあるポートが落ちたときだけだね。・・・その他のリンクが落ちてもどこかのポートがつながっているからいいのか・・・。STPだとあそこが落ちるとあのスイッチは隔絶されてしまうね、50秒も。

monitor session もできない。port securityもよくわからない。やっぱり29502台は必須だったな。もう遅い。落ちたら買いますよ。

スイッチは面白いね。ルータより面白い。なぜなら、スイッチはポジティブな装置だからだ。ルータはネガティブで意地悪な装置だ。ネットワーカーに嫌な奴が多いのはきっとそのせいだ。今後L3スイッチが普及していけばネットワーカーも少しはポジティブになってくるかもしれない。

2950が来た。configモードで do show が使える。すごい。なんか外観も今までのシスコとちょっと違う。これはまだまだ現役稼動できる機器だ。これが2万は安かったな。

自分のポートをクロスでつないでみると、デフォルトでトランクになる。
2924のポートとつなぐと、accessになる。こっちのデフォルトはaccessだ。
VLANを同期させようとVTPドメインを設定した。同期しない。そっかトランクリンクがないのか。トランクにする。まだ同期しない。2924にエラーメッセージが出ている。2950はislをサポートせず、2924はデフォルトislになっているためだ。2924のポートのencapをdot1qにする。・・・まだ同期しない。あれ?そうだ、VTPのインターバルは5分とけっこう長い。そこで2524で新しくvlanを作ってapplyした。ようやく同期した。2924でvtp modeを設定するのは vlan databaseモードなことを忘れていた。

2007/04/20

CatalystでSTP

STPってすごいね。2台のカタリストを起動する。クロスケーブルで2台のカタリストをつなぐ。両方のポートのLEDがオレンジ色に点灯し、しばらくすると緑色になり、リンクアップする。そしてもう一本のクロスケーブルで同じように2台のカタリストをつなぐ。するとその瞬間に一本目のケーブルを接続したポートの片方のLEDがオレンジ色になる。しばらく待つと、二本目のケーブルのうち片方が両ポートがUP,もう片方が片ポートのみUPし、もう片方のポートはblockingとなる。

このとき、どのポートがUPするかは、以下のように決まる。まず、ルートブリッジのポートは常にUPする。ルートでない方は、ルート側のポート番号の若い方と接続しているポートがUPする。あくまでも基準はルートブリッジ側のポートが若い方である。2本目のケーブルをつないだ時に、ルートブリッジの若い方のポートにつないでいれば1本めは即座にblockingになるが、老番ポートならforwardingのままである。
ブリッジPTYがデフォルトの32768ならば、vlan 1のMACアドレスが若い方がルートに選出される。PTYを変更すれば即座にステータス変更が起きる。ルートブリッジのポートは常にフォワーディング状態となる。
catalyst おもしれー!!routerより面白いよ!!

VTPをやってみる。

2900-XL-ENは、コマンドが古い。CatOSではないが、configモードでvlanが作れない。vlan databaseを実行し、(vlan)#モードに入る。

(vlan)#vtp domain donguri

・・・待てど暮らせどvlan情報は同期されない。show vtp countersを見るとどのカウンタも0のまま。
モードが2台ともserverだからいけないのかと、1台をclientにしてみる。変わらない。周期は300秒だが変更があれば即時だ。おかしい。と、VTPはトランクポートのみでやりとりされるとの記述が。

catalyst同士を接続しているポートをtrunkにすると即座に同期された。clientではVLAN作成のコマンドは入るが反映されない。つまり作成できない。デフォルトではドメイン名はNULL、モードはserverになっているが、このときVTPは有効なのだろうか?だとしたらトランクリンクができたとたんに他のスイッチにVLAN情報が同期されることになる。と思ってvtp domainを初期化しようと思ったら消せない。データベースごと消す必要があるのか?
erase startup-config
delete flash:/vlan.dat
をやってreload

リンクをトランクモードにする。vtpモードはserver。vtp domainは未設定(NULL)。この状態でvlanを作っても同期はおこなわれず、vtp counterも変化がない。ところがどれか1台でvtp domain名を設定すると、即座にcounterがあがる。show vlanを見ると同期されている。あれ、ドメイン名は設定してないのに、とstatを見るとドメイン名が設定されている!そうだ、VTPはドメイン名も同期するのだ。

というわけなので、catalystを複数台設置してVTPをやろうと思ったら、やることは1台でドメイン名を設定するだけでよいことになる。あとはデフォルト設定でトランクリンクだけ設定すれば、VLAN設定が同期されます。

2900-XL-ENが安いわけがだんだんわかってきた。
以下、サポートされていない機能。
・backbonefast
・etherchannel(int port-channelはヘルプまで出るがコマンド入らず)
・RSTP
・MST

backbone, channelは2950では使えそうだが、1台じゃしょうがないな・・・。
まあ、STPの基本は確認できたからよしとしようか。
なんせ5000円で3台だからね。

しかし2950の発送遅い・・・。
たしかに入金から2,3日とは書いてあるけど・・・。
ヤフオクでこんなに発送待ったの初めてだよ。

2007/04/16

Cisco2514でVLAN間ルーティングができない

もう、実機を触らないと知識は飽和しかけている。たいした量ではないが、ただ飽きてきただけか。とはいえオークションの終了日はまだ先。今週末に届くだろうか・・・。HSRPをやってみたいと思ったがL2じゃできない。その時、おそろしいことを思いついた。2514でHSRPができるのでは?少なくともVLAN間ルーティングはできるはずだ。 逆でした。HSRPはできるけどVLAN設定ができない・・・できない・・・?VLANってFastEtherじゃないとダメだったっけ・・・?あれ・・・? ダメだ・・・。2500シリーズでは、config-subifモードで、encapsulationコマンドが入力できない。

2514_1(config)#interface ethernet 1.100
2514_1(config-subif)#?
Interface configuration commands:
appletalk Appletalk interface subcommands
arp Set arp type (arpa, probe, snap) or timeout
backup Modify backup parameters
bandwidth Set bandwidth informational parameter
bridge-group Transparent bridging interface parameters
cdp CDP interface subcommands
clns CLNS interface subcommands
decnet Interface DECnet config commands
default Set a command to its defaults
delay Specify interface throughput delay
description Interface specific description
dlsw DLSw interface subcommands
dspu Down Stream PU
exit Exit from interface configuration mode
fras DLC Switch Interface Command
ip Interface Internet Protocol config commands
ipx Novell/IPX interface subcommands
isis IS-IS commands
iso-igrp ISO-IGRP interface subcommands
lat LAT commands
llc2 LLC2 Interface Subcommands
2514_1(config-subif)#ip add 192.168.77.7 255.255.255.0
% Configuring IP routing on a LAN subinterface is only allowed if that subinterface is already configured as part of an IEEE 802.10, IEEE 802.1Q, or ISL vLAN.


WEBをサーチしても情報がない。「2600ならVLANが使える」というのを見つけた。ということは2500はダメなんだ。なんでだろう?10base-2だから?MAUかましてるから?何で?VLANってそんなに大層な機能なのか?

ciscoのサイトにこんなのを見つけた。

The Cisco 2600 Family of routers offers customers many advantages over the Cisco 2500 Series routers; including:
-Modular design
-High performance
-Multiservice voice/data integration
-Strong encryption for VPN security
-Inter-virtual LAN (VLAN) routing

・・・だとさ。さて今週末もおっとへ行って26xx買うか・・・金がねー。 2611に入札してきた。ニセCISCO(N社OEM)だけどこの際もうそんなこと気にしない。1600シリーズはどうだったのかな・・・なんかできそうな気がするが・・・。 CCNPの新試験はかなり難しいようだ。BCMSNだけでなく、問題の事実上新設の2試験も。もっと早く受けていればよかったな、と思っていたけど、もう、そんな考えは捨てる事にした。たとえ今回の改定前にとったとしても、3年後には更新せねばならない。3年なんてあっという間さ。

catalystのラインナップが見えてきた。 2900/3500 は、古い。3500もL2である。RSTPをサポートしない。2950/3550は、RSTPをサポートし、WEBブラウザでの設定もできる。3550はL3スイッチである。ヤフオクでも、2950が人気だ。俺は早まって3524を3台も入札してしまった。しかも1台には10000円の値をつけて。誰か更新してくれ!

CISCO2611 と Catalyst WS-C2924-XL-EN を使って、VLAN間ルーティングができた。あるWEBサイトで、「100Mポートでないとトランク設定できない」という記述を見つけて驚き、あわて家へ帰って試してみた。できるじゃないか!おどかすなよ!

2611のIOSは 12.0(7)T2 Catalystは 2.0(5)WC16

           +-----+
2514 ------+     |
(vlan100)  |Cata +------ 2611
           |     | (vlan100&200)
2501 ------+     |
(vlan200)  +-----+

catalystのコンフィグ

interface FastEthernet0/1
switchport access vlan 100
interface FastEthernet0/2
switchport access vlan 200
!
interface FastEthernet0/3
switchport trunk encapsulation dot1q
switchport mode trunk

2611のコンフィグ
!
interface Ethernet0/0.100
encapsulation dot1Q 100
ip address 192.168.100.254 255.255.255.0
no ip directed-broadcast
!
interface Ethernet0/0.200
encapsulation dot1Q 200
ip address 192.168.200.254 255.255.255.0
no ip directed-broadcast

いわゆる router on a stick である。 しかしうるせえな、WS-C2924-XL-EN。

続続・BCMSN準備

マルチキャストが試験対象でなくなったことを知った。

認定ガイドは2版が出ていたことも。QoSも対象外になったという記述をみたが、
別の場所の試験記にはQoSを勉強しなかったのが失敗だったという談が。

Building Converged Cisco Multilayer Switched Networks(BCMSN 642-812) 
BCMSN 642-812 試験に合格すると、スケーラブルなマルチレイヤ スイッチド ネットワークを実装するために必要とされる重要な知識とスキルを備えていることが認定されます。
この試験では、キャンパス ネットワーク、高度なスパニング ツリーの概念の説明と実装、VLAN および VLAN 間ルーティング、ハイ アベイラビリティ、ワイヤレス クライアント アクセス、アクセス レイヤ音声の概念、およびキャンパス ネットワークにおけるサービスの中断とデータ盗難の最小化について取り上げられています。 
【試験内容】 
【VLAN の実装】 
階層型ネットワークにおける VLAN の機能の説明
VLAN の設定(例:ネイティブ、デフォルト、スタティック、およびアクセス)
VLAN トランキングの説明および設定(IEEE 802.1Q および ISL)
VTP の説明および設定
VLAN 設定の確認またはトラブルシューティング  
【階層型ネットワークにおけるスパニング ツリー プロトコル動作の実施】 
スパニング ツリー プロトコルの機能および動作の説明(RSTP、PVRST、MISTP)
RSTP(PVRST)および MISTP の設定
STP セキュリティ メカニズムの説明および設定(BPDU ガード、BPDU フィルタリング、ルート ガード)
UDLD およびループ ガードの設定および確認
スパニング ツリー プロトコル動作の確認またはトラブルシューティング
PAgP または LACP によるリンク集約の設定および確認 
【VLAN 間ルーティングの実装】 
VLAN 間ルーティングの説明および設定(SVI およびルーテッド ポート)
CEF 動作の説明および有効化
VLAN 間ルーティング設定の確認またはトラブルシューティング  
【ゲートウェイ冗長性テクノロジーの実装】 
ゲートウェイ冗長性プロトコルの機能および動作の説明(HSRP、VRRP、および GLBP)
HSRP、VRRP、および GLBP の設定
ハイ アベイラビリティ設定の確認 
【ワイヤレス クライアント アクセスの説明および設定】 
WLAN トポロジのコンポーネントおよび動作の説明(AP およびブリッジ)
クライアント デバイス、ネットワーク統合、およびモビリティ プラットフォームの機能の説明(CCX、LWAPP)
ワイヤレス クライアントの設定(ADU) 
【スイッチド ネットワークにおけるセキュリティ機能の説明および設定】 
一般的なレイヤ 2 ネットワーク攻撃の説明(例:MAC フラッディング、不正デバイス、VLAN ホッピング、DHCP スプーフィングなど)
ポート セキュリティ、802.1x、VACL、プライベート VLAN、DHCP スヌーピング、および DAI の説明および設定
Catalyst スイッチ(IOS ベース)のセキュリティ設定の確認(ポート セキュリティ、802.1x、VACL、プライベート VLAN、DHCP スヌーピング、および DAI) 
【音声サポートの設定】 
キャンパス ネットワークにおける音声の特性の説明
音声 VLAN および信頼境界の機能の説明
基本的な IP Phone サポートの設定および確認(音声 VLAN、信頼および CoS オプション、音声の AutoQoS)


ざっとガイドを読んでも見たことのない言葉がちらほら見える。少し戦意を喪失しかけた。マルチキャストは得点源になると思っていたのに。でもたしかにマルチキャストはBSCIに入れるべきだね。

2007/04/14

中古のcatalystを買う

いい天気だったので、というわけでもないが久しぶりに秋葉原のおっとへ行った。私にとっておっととは中古Cisco屋である。目当てはcatalystである。3548が山積みである。26000円くらいだった。
catalyst3000シリーズはL3だと思い込んでいた私はこりゃ即買いだと手に取ろうとしたが、ほかの値札を見ると、L3スイッチはちゃんとそれが明記してあり15万くらいする。おっとのことだからL3かどうかの区別くらいはちゃんとするだろう。ということは3548はL2、3000シリーズ=L3、ではなかったのか!

29XXでも3548より高いものがある。詳しくは見ていないがおそらくIOSのバージョンだろう。L3スイッチが安く買えるなら、と思ったがそうはいかない。L3スイッチはバカ高いのである。ルーターなら安いものなら1万円で買えるのに。そもそもスイッチとはルーターよりコストパフォーマンスがよいのではなかったのか?

しかしこれにはL3スイッチが登場した時代を考慮せねばならない。L3スイッチが登場したときにはFastEthernetは当たり前、Gigaもかなり普及してきた頃である。FEポートが24個とか48個もついていてルーティングが可能となったら、そりゃあ高いさ。2514は2serial 2ether, しかもそのetherは10base-2、10Mbpsの線で、MAUがないとLANケーブルがつなげないという代物だ。それでもおっとなら2万くらいするかな。

ルータとL3スイッチの違いについては、そう簡単なハナシではない。ハードウェア処理かどうかというのも基準にならなくなっているようだ。おおざっぱに言うとL3スイッチは簡単なルーティングをおこない高速にトラフィックを処理するもの、ルータはQoSやセキュリティなど、複雑な処理をおこなうもの、という区別になるのかな。でもそのうち区別はなくなってしまうんじゃないだろうか。
というわけで、ただのL2スイッチならわざわざ買うことはないかなと思っているがモノを買わないといつも落ちるので買っておいたほうが心理的にもいいんだよな。でも3万くらいするんだよな。ルータより高いんだよな。

ヤフオクで3524が1000円から叩き売られている。しかし、show versionは記載されておらず、ACケーブルすらない。通電のみ確認のジャンク扱いだ。もしかしたらIOSもないかもしれない。しかし1000円なら買ってやろう。部屋に飾っておく。

BCMSNの新バージョン、642-812の受験記は今のところ2個しか見つからない。いずれの受験者も相当のプロだ。一人は有名なCCIEホルダである。その二人が難しくなったぞと言っているので要注意。STP,HSRPくらいは実機で確認したいところだ。そのためには2台いる。おっとで買うと5万円超える。無理。ヤフオク。

やっぱりすぐに1台欲しいと思って再びおっとへ行った。もういちど見てみたが、3524の26250円が一番安いカタリストだった。なぜだ?たかがL2スイッチがどうしてこんなに高いんだろう・・・。さらに納得がいかなかったのは、29xxの方が高かったこと。確か2912じゃなかったか?店員にどうしてこっちの方が安いのか、数字の大きい方が上位機種ではないのか、と聞くのもいやだった。26250円なら出せない事はないが・・・。オークションで1万円くらいで落とせそうだ・・・。確かにジャンク扱いではあるが雰囲気的に大丈夫そうだ・・・賭けてみよう、ヤフオクに。ということになった。

2007/04/05

続・BCMSN準備

BCMSNを申し込んだ。4/28。簡単だといううわさをきいていたが、ざっと試験範囲をなめてみたところでは前途多難だ。スイッチとはいってもマルチレイヤスイッチなので、L2だけでない。STP, VTPから、QoS、マルチキャスト、テレフォニーなど、範囲は広い。しかも経験がほとんどないので新しく覚える事がたくさんある。

今回は少し勉強方法を変えた。いつもはガイド熟読(実機操作含む)→問題集→未理解事項確認→問題集再実施→2冊目問題集という感じだった。

しかしこれは非常に時間がかかる。CCNAの時は仕事をしていなかったので一日中勉強できたが、それでも丸1ヶ月くらいかかったと思う。BCMSNは先日のVerUpで難しくなったようだがそんなに難しくなさそうなので、ガイドを超走り読みした。これは本日すでに終えた。明日から問題集に入る。しかし超走り読みしかしていず、よくわかっていないことが沢山ある。コマンドも全然覚えていない。打ってすらいない。しかし、とりあえず問題集を最初から最後まで舐める。そしてわからない問題は考えずに飛ばす。いつもは知らないのに一生懸命考えていたのだが、今回はそれをやめる。わかるところだけチャっチャと解いていく。わからないところがあったらガイドを読んで確認する。


そんで、再度問題集をやる。この時点でようやく、試験に受かるか、受かるためにどうすべきかを考える。それまではどれくらい理解しているかとか、受かるかとか、考えない。とにかく必要な情報の洗い出しとそのインプットに徹する。で、問題集は何度もやると覚えてしまって意味がなくなるので、今回は2回くらいにしておく。いくつできたとかにはあまりこだわらず、本当に理解できているかを、冷静に判断する。そして、2冊目をやる。定番の例の黒い奴だ。これで仕上げる。この本はクセモノなので、今まで覚えてきた事を覆すようなことが書いてあることがあるが、それはほとんど、文章が雑なための誤解である。ガイドに書いてある丁寧な記述を信用すること。

大学生のときに先生が言った。私が教えるのは、沼地を渡るための手段のようなものである。そこをはずれて沼にはまって逃げ出せなくならないようにきをつけなさい。そのときはフーンと聞き流していた。というか大学の先生の話はほとんど全部聞き流していて結局何の単位もとらずにやめてしまったが・・・。しかしその後社会人となってから、教えられるのではなく必要から勉強するようになってみて、その意味がよくわかってきた。

私の仕事は情報通信サービス・機器に関する知識が広く浅く必要である。たとえばTCP/IPのプロトコル。ルーターのアーキテクチャ。それらの知識を得るためにはどうしたらいいか。本を読む。インターネットで調べる。講習を受ける。人に聞く。いろんな手段がある。知識そのものは無限に、誰の手でも届くと言っていいほどそこらじゅうにころがっている。しかし、それなのに、私を含めて知識が身につかない人がたくさんいる。それは、最初に書いたように、知識や情報の沼にはまってしまうからである。聞いただけの知識は身につかない、身をもって学んで体にしみこませる、というようなことが言われる。わたしもそういう主義だ。丸暗記ではなく、なぜそうなるのかを考えて自分の頭で組み立てなおしてみるくらいに。そういう訓練も必要ではある。それはそれで役に立つ。しかし、あまりそれにこだわっていては、時間がいくらあっても足りない。

世界は広いし歴史は長い。知識は無限にある。だれでも物心つけばそれに気づくだろう。世界の広さと深さと高さに唖然とするだろう。そうなった時に人がはまる罠が、「この世の森羅万象を解釈する万能の真理はないだろうか」と考えることである。結論を言うとそんなものはないのである。それを求めることが原罪の本質ではないかと思えるくらいに、これは病的なのに誰もが陥る罠なのである。

(何言ってんだコイツ)