このとき、どのポートがUPするかは、以下のように決まる。まず、ルートブリッジのポートは常にUPする。ルートでない方は、ルート側のポート番号の若い方と接続しているポートがUPする。あくまでも基準はルートブリッジ側のポートが若い方である。2本目のケーブルをつないだ時に、ルートブリッジの若い方のポートにつないでいれば1本めは即座にblockingになるが、老番ポートならforwardingのままである。
ブリッジPTYがデフォルトの32768ならば、vlan 1のMACアドレスが若い方がルートに選出される。PTYを変更すれば即座にステータス変更が起きる。ルートブリッジのポートは常にフォワーディング状態となる。
catalyst おもしれー!!routerより面白いよ!!
VTPをやってみる。
2900-XL-ENは、コマンドが古い。CatOSではないが、configモードでvlanが作れない。vlan databaseを実行し、(vlan)#モードに入る。
(vlan)#vtp domain donguri
・・・待てど暮らせどvlan情報は同期されない。show vtp countersを見るとどのカウンタも0のまま。
モードが2台ともserverだからいけないのかと、1台をclientにしてみる。変わらない。周期は300秒だが変更があれば即時だ。おかしい。と、VTPはトランクポートのみでやりとりされるとの記述が。
catalyst同士を接続しているポートをtrunkにすると即座に同期された。clientではVLAN作成のコマンドは入るが反映されない。つまり作成できない。デフォルトではドメイン名はNULL、モードはserverになっているが、このときVTPは有効なのだろうか?だとしたらトランクリンクができたとたんに他のスイッチにVLAN情報が同期されることになる。と思ってvtp domainを初期化しようと思ったら消せない。データベースごと消す必要があるのか?
erase startup-config delete flash:/vlan.datをやってreload
リンクをトランクモードにする。vtpモードはserver。vtp domainは未設定(NULL)。この状態でvlanを作っても同期はおこなわれず、vtp counterも変化がない。ところがどれか1台でvtp domain名を設定すると、即座にcounterがあがる。show vlanを見ると同期されている。あれ、ドメイン名は設定してないのに、とstatを見るとドメイン名が設定されている!そうだ、VTPはドメイン名も同期するのだ。
というわけなので、catalystを複数台設置してVTPをやろうと思ったら、やることは1台でドメイン名を設定するだけでよいことになる。あとはデフォルト設定でトランクリンクだけ設定すれば、VLAN設定が同期されます。
2900-XL-ENが安いわけがだんだんわかってきた。
以下、サポートされていない機能。
・backbonefast
・etherchannel(int port-channelはヘルプまで出るがコマンド入らず)
・RSTP
・MST
backbone, channelは2950では使えそうだが、1台じゃしょうがないな・・・。
まあ、STPの基本は確認できたからよしとしようか。
なんせ5000円で3台だからね。
しかし2950の発送遅い・・・。
たしかに入金から2,3日とは書いてあるけど・・・。
ヤフオクでこんなに発送待ったの初めてだよ。