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2012/08/16

「名前を付けて保存」について

「名前を付けて保存」ということを、仕事でも家でも、パソコンを使っているとする。画像にしてもテキストにしても、コンピュータに保存するには名前を付けないと、それがなんなのかわからなくなってしまうから名前を付けるのは当然のことだと、いつの間にか思うようになった。だが、この「ファイルに名前を付ける」という行為は、たいしたことがないようでいて結構めんどくさくて、トラブルの種になりさえする。それは、「ファイルの中身と名前には何の正当な関連性は保証されない」からだ。これも当たり前のことだが、女の子の写真に「おじいさん.jpg」という名前をつけて保存することができる。もっというと、「bible.doc」という名前をつけることさえできる。「拡張子」というものも、利用者が任意に変更できる。テキストファイルに.jpgとつけたり、動画ファイルに .doc とつけることができる。それらのファイルをダブルクリックすると、「テキストではありません」というエラーが表示されたり、意味のわからない文字列が表示されたりするだろう。Windowsの場合。

iPhoneを使うようになってしばらくして、iPhoneでは「名前を付ける」という行為がほとんどないことに気づいた。ほとんどといったのは、アイコンを重ねたときに生成されるフォルダ名を変更できることが思い浮かんだからだ。だがそれ以外はiPhoneでファイルやフォルダに名前をつけた記憶がない。WEBで(safariで)、いいなと思う画像があったら、なんかのアイコンをタップして「Save image」とやると、画像は保存される。どのフォルダに、なんという名前でなどを指定する必要はない。画像を保存する場所は決まっているからだ。画像が保存されているフォルダをひらくと、サムネイルが表示される。名前はない。もちろん、拡張子なんかない。この仕組みになれると、Windowsで仕事をするのがめんどくさくなってくる。多くの会社はWindows XPとIEを使っている。Vista以降、ビジネスではMSの最新を追うことをしなくなった。一番大きな理由は「セキュリティ」なのだろうか。PCを使うことが非常におっくうになった。つまらなくなった。多少のバグやフリーズなどがあっても、新しいことがより速くかんたんにできるようになるのはおもしろかった。

しかし今は、コンピュータもネットワークも携帯端末も、重荷でしかなくなりつつある。コンピュータの導入後、かえって紙が増えたということが言われたが、それがようやくなくなって、ペーパーレス化がようやく実現できたと思ったら、また思わぬコンピューティングをはばむものの登場だ。人はそれを「コンプライアンス」と呼ぶ。




2012/03/04

netPod構想とストリーミングサーバ

私が以前どこかで提案した netPod 構想。 それは、ストリーミングサーバと呼ばれているものに近いことがわかった。そしてさくらのVPSを使用しての利用例が紹介されていた。iPhone用のクライアントアプリもあるそうである。ただし、まだ克服すべきことがいくつかある。まず、容量。さくらのVPSは20GB。足りない。iPhoneでも64GBあるのに。理想は500GB。さいきんオンラインのストレージサービスが広まってきたとは言え、まだまだ数百GBは大容量である。それから、再生方法。どうもストリーミングサーバというのは、再生リストを選択してその都度聴くもののようだ。しかし、私が望んでいるのはそれではない。

一番この netPodの必要性を感じるのは、iPodを聴きながら帰ってきて、ノリノリの状態でいるときだ。しばらくはイヤホンをしたままいろいろやるのだが、このとき、PCやらなんやらで、今再生している曲を聴きたい。それは、同じ曲を選んで聴くのでもないし、iPodをドックのようなものに置いてスピーカーで聞くのでもない。 再生は、どこかのサーバでやるのだ。iphoneやPCはレシーバーとして使う。 大事なことは、ipodで聴いていた音楽が、PCでも「同時に」聴けることだ。 要するに、「放送」したいのである。

2011/10/24

apple礼賛

appleは衰退するなどという無責任なことを書いた後にすぐ、appleを絶賛する人を見かけた(もちろんウェブで)。そしてあらためて感じたのは、appleが好きな人のapple礼賛ぶりの熱烈さである。でも、パソコンとかミュージックプレイヤーなどというものは料理で言えば皿などの器のようなものである。食事をご馳走になった後に、ひたすら「このお皿はいいですねえ。料理が引き立ちますねぇ、この模様がすばらしいですねぇ・・・、このナイフの切れ味とフォークの刺し易さには驚嘆します」などと料理について何もいわずに食器ばかりほめたら料理を作った人はガッカリするだろう。

わたしだって電球を発明したエジソンの業績はすばらしいと思う。蓄音機も、CDも、MDも、MP3も、インターネットも、FAXも、メールも、みんなすばらしい技術である。でも、appleを礼賛する人は、ブログを書いても音楽を聴いてもゲームをしても何をしても、「Macはいいな」「appleはいいな」と言っているような印象がある。それだけならいいが、たいていWindows否定がデザートのように追加される。

先ほど書いた閉鎖性ということについても、要するにナルシシズムであって、ハードウェアからソフトウェアそしてついにはコンテンツ売買までもappleで独占して悦にいっているのである。愛好者にしてみればこんなに気持ちのよいことはないであろう。しかし、そんなものは独裁者の築いた孤立した楽園のようなものである。そういう楽園を築き維持するためにはたいてい多数の犠牲者が存在しているものである。

2010/01/11

iPhone, リナザウ, xxx

なんか欲しい。

特に必要ではないのだが。

この3つは、なんか持ってないとダメみたいな匂いがするので。


2009/03/12

パソコンのことを「パソ」と言う人

最近あんまりいないけど、パソコンのこと「パソ」って言う人がいます。私としてはありえない呼び方です。

パソコンって、personal computerですよね。まあ、誰でもあれがcomputerであるという認識はあると思うんです。

personalっていうのは、メインフレームとかに対して、個人で使うという意味で、personalと、誰かが呼び、それが一般的に広まったわけです。

パーソナルなコンピューター、という意味です。それを、「パソ」と略す。ありえない。
電子レンジを「電子」と略すくらい、変だと思う。

さらに、「パーソナル」を「パソ」と略す無神経な感覚。

だいたい、英語をカタカナにして表現している時点で、何か借り物を扱っているような、まだるっこしさを感じない時点でダメ。

通じればいいじゃん、わかればいいじゃん、という荒っぽい神経が許せない。

2008/12/10

SEって何?

SE(システムエンジニア)という職業は、日本特有のものらしい。
そして、私はいくつかの会社を転々として、SEにたいする認識の違いに驚いた。
ある職場では「コンピュータについて何でも知っている人」、ある職場では「ソフトウェアしか知らない人」、ある職場では「ハードウェアのことを知らない人」、ある職場では「何にも知らない人(バカ)」、ある職場では「エンドユーザーのこと」というように。
そして今書いた順序は私が転々としてきた順序でもあり、おもしろいことにどんどんSEの権威が落ちている。それは、ソフトハウス(これも死語か)から電機メーカーという風に徐々にハードよりの仕事になったせいもあるだろうし、時の流れにつれてSEという仕事の内容も変わってきたせいもあるだろう。

ただし、この業界では(ほかでも同じかもしれないが)、分担しているそれぞれの職務をバカにする傾向がある。SEというのは設計をしてプログラマはコーディングをする。
SEは、「自分の仕事は上流工程であり、プログラマーは自分の設計を実装させているだけだ」と思っているし、プログラマは「SEはユーザの要望をプログラマに伝えているだけであり、実際にシステムを作り上げているのはプログラマだ」と思っている。お互いを馬鹿にして、憎みあっている。
ソフトウェアとハードウェアのエンジニアの間にも似たような現象が見られる。営業とエンジニアでもそう。
そして、それらのお互いへの蔑視と憎悪は、100%偏見であり根拠のないものであると言い切れる。
とても恥ずかしいことで、それが強いプロジェクトほどろくなものができない。

私はソフトウェア寄りなので、ハードウェアを馬鹿にする傾向がある。「コンピュータなんてただの計算機だ」と、最初に勤めた会社で1年契約社員で働いたあと正社員になるときの面接で言って、あやうく落とされそうになった。
今でも、ソフトウェアあってのコンピュータだ、ハードウェアのことを意識しないとプログラミングができないような言語やOSはダメだ、という意識がある。
だから、Windowsはすばらしいと思っている。IEとOutlookExpressを使っている。
Linuxなどは仕事などでどうしても必要な時にしぶしぶ使うだけである。

多分、SEという業務は外国ではコンサルタントのことではないだろうか?
実際、日本でもSEのようなことをする、つまりソフトウェア開発をする人がいるらしい。
私もSEの端くれをしていて思っていたのは、SEとはコンピュータやソフトウェアのエンジニアではなく、究極はある会社の業務をどうやって効率化し自動化するかを考える人、つまりコンサルタントではないか、と思った。ITはその道具に過ぎないと。
それは、ある面接の場で実際に口にしたこともある。「ゆくゆくはコンサルタント的な仕事をしたい」と。
その時は「コンサルタント」がどういう仕事なのかよく知らなかったのだが、日本で「コンサルタント」というと、超高学歴の人がやる超多忙超高収入の仕事であることを知って、自分がコンサルタントをしたいなどと30すぎて職にもあぶれている立場で言うことではなかったのだと恥ずかしくなった。

SEには過度な期待をしていたのだが、実情はとても「エンジニア」などと呼べるような技術職ではないとすぐに幻滅した。コンピュータサイエンスもアーキテクチャも知る必要はない、数学も必要ない、16進数や2進数もほとんどいらない、こんなの誰でもできる、「開発」なんてシロモノじゃない・・・

「SEは文系の仕事だと思いますよ」
これはもうSEを辞めかけているときに、先輩に言った言葉である。
実際、そのときしていたSEには、プログラミング技術とかハードウェアの知識よりも簿記会計の知識のほうが必要だと常々感じていた。

しかし、それをコンサルタントと呼ぶかSEと呼ぶかプロジェクトマネージャーと呼ぶかバカとよぶかはともかく、必要であることは間違いなくて、どうやら現在そういう人が不足しているようだ。CとかJavaとかのプログラマーはそこそこいるが、プロジェクト全体を仕切るような人材がいないらしい。まあ、最初からそんな事ができるやつなんかいるわけないが。

私の時代にはプログラマがえらくなってSEになる、という順序だったのだが、
今はプログラミングは勉強だけして、業務ではコーディングはしないというSEが増えているらしい。

そして、現場の実情を知らない学歴だけある高慢なSEやコンサルタントと、プログラマ達の誤解と憎みあいは、どの職場にもあるようである。

しかし、私はSE的な仕事は、経験はないが高学歴な人がやるしかないと思う。高慢なくらいでないと勤まらないだろう。それくらい理不尽で不合理な仕事だ。

ある工程に特化したエンジニアの言うことは確かにスジが通っていて、SEの無理難題に反発するのももっともに見える。しかし、エンジニアがそれぞれの工程に専念しているだけでは何も生まれない。逆に言うと、全体を統括して仕切る人がいるから、エンジニアたちは他の工程を気にせずに「スジの通った」事だけを気持ちよく鼻歌交じりにやっていられるのである。

私はそういう「不平不満を言う職人達」とそれをなだめすかして動かす人たちの板ばさみを経験している。
一般的に「スジの通ったことしかしない専門職」はブルーカラーなどと呼ばれて待遇が悪く、学歴も低いひとがやる傾向にある。
だから彼らは「学歴があってもこんなことも知らない」とか「大学の勉強ができたって仕事ができるとは限らない」などとグチるのである。

私は今、そういう曲がったことは大嫌いな職人みたいな人たちと仕事をしているのだが、
自分の考えを整理して明らかになったのであるが、そういう人たちは私がもっとも苦手とする、軽蔑するといってもいい、天敵なのである。だからつらかったのである。

2008/12/09

qwerty配列

qwerty配列が実は文字入力を遅くするための配列である、と言う話を私は最近まで信じていた。確か、坂村健の書いた、痛快!コンピュータ学とかいう本で知ったと記憶している。

しかし、それは嘘であるらしい。U先生がその話を紹介したところ、それについて研究している人がそうじゃないんだと抗議した。

私はU先生がその話を披露したときにはすでに、それは嘘だと知っていた。誰の話だかは忘れたが。読者の多いブログなのですぐに指摘はあるだろうと思ったらすぐにU先生も訂正して抗議のメールを公開していた。

だが、そのメールの文面が非常に攻撃的で「なんでデタラメな話を流布して私の研究を邪魔するのか」というようなヒステリックな内容なのがちょっと気になった。そのヒステリックさは最近何度かあった、I氏によるU先生への批判の調子に似ている。

そして、先ほどそのU先生の記事をたまたま読み返していて、再度疑問がわいた。それが嘘なら、QWERTY配列は、最善の効率を求めて作られたが結果としてそうならなかった配列なのか?それとも、とりたてて理由は無いがなんとなく並べられた配列なのか、という疑問である。

検索してみたら、同じような疑問を抱いている人がいた。もう慣れてしまったので、この配列がいいのか悪いのかはわからない。q,z,xなどが端っこにあるのは使用頻度が少ないためではないかと思う。しかし、ではホームポジションにあるf,jはそんなに頻度が高い文字だろうか?

qwerty配列はたまたま標準になったのか、優れた配置だったためになるべくして標準となったのか。

多分、前者だと思う。多分、わざと速くタイプできないようにしたとまではいかないまでも、それほど厳密に効率を求めた配列ではなかった、というところだろう。

そもそも、この配列を作った頃にはタイピストは両手でタイプなどしていなかったらしい。最初はアルファベット順に二列に並べていたらしい。それから母音のキーを移動させたりして今の配列になった。

dvorak配列は、使った人によると確かにタイプしやすいらしく、高速タイプのギネス記録保持者も使っているそうである。qwertyが普及したのはやはりたまたまであって「もっとも効率のよいキーボードだったからではない」というのはやっぱり真実なのだ。

そこそこのものでさえあればたとえ最善ではなくても、利用者が多いものが普及して標準となる。その方が重要なことであって、「わざと効率を悪くしたなどと言うのはウソだ」などというのは、そんなに必死になって、本を書いてまで、主張するようなことでもない。

・・・オトナだろ?俺。

2008/11/11

ウィルス

私のパソコンにはウィルス対策ソフトが入っていないし、入れたこともない。

ニュースなどで非常にうるさいので、オンラインスキャンを何度かやってみたことがあるが、一度も検出されたことがない。

ただし感染の経験はある。

一番ひどかったのは仕事で使っているパソコンで、知らない人ではあるが社員の名前が明記されていてvbscriptが添付されているものだったのだが、そのスクリプトをダブルクリックしてしまったのだ。

すぐに大量のメールが送信されたのだが、宛先不明だかなんかで自分に返ってきた。幸い、相手に送信はされなかった。あわててLANケーブルを抜いたのだが、同じように感染してしまった人がけっこういたようである。

あとは、coderedだのnimdaなどが流行っていた頃、自宅のpcにadmin.dllとかいうファイルを見つけたことがある。

それはスキャンしたのではなく、自分で見て気づいたのだ。探すまで気づかなかったくらいだから、もちろんPCに不具合はなかった。

あとインターネットにつなぎ始めたばかりで、spamなどに不慣れなころには、添付ファイルはexeだろうがなんだろうがガンガン開いていたし、リンクも平気でクリックしていた。

ただ、私は3ヶ月に一度くらい再インストールしていたのと、家庭内LANを使うためにルータを入れたことで、ほとんどウィルスの被害はなかった。

誰かにそのウィルスをうつしてたりしたかもしれないが、その人だって私と同程度の被害しかないのだから、そんなに悪かったとは思わない。

私は、ウィルスというものは実は悪意を持って作成されたのではなく、ほとんど自然発生的に生まれたのではないかと考えたことがある。もしかして、単なるバグなんじゃないか、と。

2008/09/02

ITエンジニア七つ道具

ITエンジニア七つ道具

【ランクA】
携帯電話
ノートパソコン
ドライバー(ねじ回し)セット
USBメモリ
シリアル-USB変換ケーブル
LANケーブル(ストレート)
LANケーブル(クロス)
カッターナイフ

シリアルケーブル(ストレート)
シリアルケーブル(クロス)

Windowsの起動ディスク(WinMEなど)
空のフロッピーディスク
メモリテストツール
HDD物理フォーマットツール

コンソールケーブル(ロールオーバーケーブル)

【ランクB】
USBマウス
PS2マウス
USBキーボード
PS2キーボード

ラジオペンチ
ハサミ

バカハブ
スイッチングハブ

USB延長ケーブルもしくはUSBハブ
懐中電灯
テスタ
ビニールテープ(黒と赤)
セロテープ
布テープ
テプラ
細い油性マジック

【ランクC】
ubuntuのCD
RedHat9のCD
CentOS5のDVD
WindowsXPのCD

2008/07/30

メインフレーム時代へ戻った?

U先生が最近のなんでもWEBでやるコンピュータの使い方を、メインフレーム時代に戻ったんじゃないのと言っていたが、これはどうなんだろう?

たしかにそう見えるが、多分違う。でも、一体何が違うのかを説明できる人は少ないと思う。U先生のIT秘書さんも、説明できなかったのだ。

2008/07/25

プリンター

マイクロソフトが、「プリンタ」を「プリンター」に、「アダプタ」を「アダプター」に言い換えることを発表したというニュースを見た。より自然な発音に近い表記にしたとのことである。

どうでもいいことのようだが、私は、さすがマイクロソフト!と思った。というか、こんなことを発表できるのは、マイクロソフトしかない、いかにマイクロソフトがわれわれの世界で大きな存在であるかを再認識させられたニュースであった。

2008/07/13

オープンソース

トランジスタ技術でUSBを使って制御プログラミングをするキットがついているとスラッシュドットで紹介されていて、買ってみた。

やっぱり「コンピューター」の醍醐味とはプログラマブルであること、そしてあらゆる情報をデジタル信号として高速に処理することである。

そういう意味で、外部の機器を制御するプログラミングこそが、もっともコンピューターを使用して楽しいことだと思う。

組み込まれた同じことしかしないのではなく、自分で好きなように改造できるようなものだ。改造というと不満足なところをちょこちょこいじるというイメージだが、プログラミングというのはそれ以上で、全く誰も考え付かないようなことをコンピュータにやらせるという、そういう喜びである。

だから私は、そういう可能性を閉ざすようなソフトウェアやインタフェースを憎む。

Windowsは毎日のようにアップデートをおこなって、ユーザーがいったん手に入れたソフトウェアを育て上げてくれる。

これは意地悪な見方をすると未完成の商品を売りつけて後からそれを直しているということになるが、考えようによってはより高機能、高品質な製品に育ててくれるという、普通の家電製品などでは考えられない素晴らしいことである。

ビルゲイツは、プログラミングに魅せられ、コンピュータを一部の技術者だけでなく万人に開放してそのプログラミングの楽しみを教えてくれた。初期のDOSは起動するとBASICインタープリタが起動したのだが、それも、コンピュータとはプログラミングするものだ、という思想の現れである。

でも、LinuxのようにOSをオープンにするのはどうかと思う。

そういうものをプログラミングしたい人も、いないことはないだろうが、多分多くの人はもっと具体的なもの、たとえばグラフィックなりサウンドなり、数字なり、光なり温度なり、そういうものを加工したりジェネレートしたいはずだ。

OSはそのための基盤として、ひっそりとしかし堅固に存在していて欲しい。日々のアップデートをおこなうのはプログラマブルな装置としておおいにやってほしいが、ソースまでをユーザになおさせるのはカンベン。

2008/05/23

そんなにカネが惜しいか

アクティベーション?クラック?楽しいですかそんなことして?

カネがないならlinux入れたらどうですか?カネもだしたくない、linuxもイヤだ、Windowsをクラックして使いたい・・・・一体どういう人種なんだろう?

googleドキュメント?open office?そんなのもあるらしいですよ?
いまどきカネだしてoffice買うやつはバカだとか。・・・だそうですよ。

クラックなんかしなくても、そういうフリーソフトを使ったらどうですか?
そんなことまでしてカネをためて、何を買うんですか?

私は数万出してoffice買うほうがめんどくさくないし、簡単なので、買ってます。アクティベーションとかクラックとかの情報をgoogleでサーチして、個人の掲示板とかブログに来るヤツって、何なの?

でさ、そういうやつに限って貯金してんのな。そんでさ、俺らがカネないカネないっていうと、何に使うの?なんていうのさ。お前マジで墓場までカネ持ってくぞそんな人生送ってると。

2008/02/28

恥ずかしい思い出

これはかなり恥ずかしい思い出であるが・・・
社会人になって2,3年たって、金がなくて困っていたときの話。

JCBとかUCとかのクレジットカードの枠も使い切ってしまい、どうしようもなくなっていたとき、スポーツ新聞の広告で、文句はわすれたが、限度いっちゃった人にもお金貸します、みたいなのを見つけて電話した。

そして、電話口で、今借りてる融資先と金額を教えてくれと言われて全部正直に話し、審査して折り返し電話しますといわれ、審査を待つ。

しばらくして電話がかかってきて、カネを貸すことはできないがパソコンをローンで買う契約をしてもらえばそれを現金で買い取る、ということを言われた。

そして店と商品名まで指定された。ソなんとかで、N○○のNSRとかいうのを買えば、10万で買い取るというのである。

わたしはソなんとかへ行って、指定されたNSRとかいうPCを見つけた。そして店員にこれください、と言った。店員はちょっとびっくりしたが、「21万8000円になります」ときっぱりと言った。この価格は今でもはっきり覚えている。

そしてわたしは買取屋に指示されたとおりに「ローンにしてください」と言って、かなり長いローンにした。10回以上だったのは間違いない。

そしてそのノートPCを持って、指定された受け渡し場所へ行った。

しばらくして、わたしより少し若いぐらいの、ちょっと無精ひげのある男がやってきて、新品のパソコンと引き換えにわたしは10万円を手にした。その男は今にして思えば、か『馬鹿だなこいつ』という顔をしていた。わたしは10万円を手にいれて、その後何をしたのか、覚えていない。


似たようなことがもうひとつある。それもこの頃だったと思うが、この前か後かは覚えていない。

同じような状況になってやはりスポーツ新聞の広告を見て電話したら、新宿にあるビルの一室に呼ばれた。

そしてそこでやはり融資状況をあらいざらい打ち明けると、やはりローンで買い物をするように指示された。

しかしこのときは1品を買ってそれを現金と引き換えるのではなく、引き落とし日までに先方から振り込むということであった。

さすがのわたしもこれは危険すぎると思い、「こんなことをいっては失礼かもしれませんが」と前置きをして、「もし振り込まれなかったとしてもわたしは文句を言うことができないですからこれは受け入れられません」と丁重に断ってその場を去った。

そのとき相手は「振り込まないなんてそんなことはありませんよ」と静かに対応していたが、その冷静さが逆にあやしかった。


パソコンとはもうまったく関係ない話になってしまったがついでなのでもうひとつ。

東スポの広告。社名もはっきり覚えている。勤め人に最適な副業、月収15万も可能などとある。宅配のレンタルビデオ業で、50万円でビデオ50本を仕入れて、それをレンタルする。

50万はローンで払う。ビデオは剥がしたらわかるようになっているシールで封をされ、見た分だけの料金を払う。1本500円。5本のテープを箱に入れて配る。

まずは顧客獲得から始まる。近所にチラシを配る。当然そこには自分の連絡先も記している。1000枚だったかな。そのチラシも買い取るのである。自転車に乗って自宅周辺のアパートなど、単身者のいそうなところに投函する。

結局、会員となったのは一人であった。5本を全部見て2500円、それが毎週でも1万円にしかならない。大赤字である。

そもそも、大事な商品であるビデオが非常に粗悪品であった。何本か見てみたが、レンタルもしてないような、ホテルで流されているような最低の品質である。女優も無名のものばかり。あ、申し遅れましたが当然アダルトビデオです。

そしてその大切なたった一人の会員様も、せいぜい1、2本しか見ない。しかも回収に行っても留守なことが多くて、ぜんぜんペイしない。

最終的には会員がやめたかわたしが廃業したかは忘れたが、50万がほぼ全額「授業料」として借金になった。


これまた副業という広告が出ていて、説明会に行ってみたら、30万円の布団を買い、同じものを5人に買うようにすすめ、もし買えばいくらかがバックされ、さらにその紹介者が紹介した人も買えば・・・・といういわゆるマルチ商法だったことがある。

わたしはその仕組みを聞いて、別に矛盾を見つけたりマルチだから違法だとかは思わなかったが、もしそんなことが可能なら別に布団なんか買わなくても上納金だけを納めればすむじゃないか・・・などと思って、その場から去った。

後から自宅に電話がかかってきて念をおされたが断ると、「そうですか、では地道に稼いでください」とイヤミを言われた。



2008/02/15

素人

ハングアップしたら原因を突き止めようとするのが素人とにかく上げるのが玄人

MSをけなしながら違法コピーのWindowsを使うのが素人カネを払ってWindowsを使い続けるのが玄人

わざわざIE以外のブラウザをいれるのが素人ツールバーすら入れないのが玄人

不具合に怒って改善を求めるのが素人違うものを使うのが玄人

ハングアップしたらあせるのが素人ののしるのが玄人

パソコンをこの子と呼ぶのが素人これと呼ぶのが玄人

サポートセンターに電話して文句を言うのが素人イヤミを言うのが玄人ののしるのは野蛮人

2007/12/27

日本語という制約

日本のITは世界に遅れをとっている。
というかアメリカ発の技術を追っかけて日本語版に移植しているだけと言ってもいいかもしれない。

そしてその理由だが、日本語のせいじゃないだろうか。WEBやメールを使うだけでも、日本語入力のオン・オフが非常にわずらわしい。

日本語というのは非常に便利で豊かな表現ができる。
それに比べると英語はそっけなくて、味気ない。

プログラミングも会話もニュースも検索もなんでも英語でできる人々と日本人で差が出るのは当たり前だと思う。

2007/10/04

Windowsをクラックしてただで使う行為

私の知っているある男が、Windowsのコピーを使っている。コピーというのは正規に購入せずに、おそらくP2Pで入手して無償で使用しているのである。もちろん彼がWindowsのアクティベーション方法をクラックしたわけではない。ネットで情報を拾っているだけだ。暗い情熱である。力を入れる方向が間違っている。彼はそうやって手に入れた不正なコピーを、自分で使うだけでなく同じ会社の同僚や上司に渡しているようだ。イヤな関係である。最低な関係である。

私は親Windows派である。3.1からほぼすべてのバージョンを使用している。2~3年ごとに買ってきた。ちょっと割高だなと思わないこともなかったが、1万数千円なら許せる。MSの事を悪く言う人は多い。やれ儲けすぎだの、セキュリティホールやバグだらけの欠陥製品だの、素人向けの重いOSだの・・・。そういう事を言う人はどうしてWindowsがこれほどヒットしたのかがわからないのだと思う。Windowsが他のOSと違うところを理解していない。LinuxはいまやWindowsにそっくりであるが、Windowsが目指しているものが見えていないためにインストールやバージョンアップが面倒くさすぎる。ディストリビューションも雑草のように乱立していて、仕様も操作性も統一がとれていない。

P2Pについてはいろいろ問題がある。不正であるのが一番だが、それ以外にも。たとえばP2Pでは普段あまり見かけない拡張子のファイルや、同じ拡張子でもコーデックをインストールしないと再生できなかったりする。それはあえて容易に再生できないようにマイナーなフォーマットを使っているのかもしれないが、ファイルを流している人間がおのおの勝手なフォーマットを使っているだけなせいもあるだろう。中身がどんなものか得たいが知れない、落としてみたらフェイクだった、尻切れだったということもある。

音楽CDは1枚2000円くらいであるが、その品質を考えたら安い。P2Pで落としてメディアにコピーしたり、検索したりDLするのをイライラしながら待ったり、どうも音質が悪いなと気にしながら聴いたり、そういう事を考えると赤字なんじゃないかと思う。そして一番肝心なことは、P2Pで落としたファイルで愛聴盤になっているものなどひとつもない、ということである。と書いて、さらに、私が愛聴しているアルバムはほとんど最初はアナログで聴いたものであることに気づいた。CDは小さいしどうも安っぽい。簡単に曲もスキップできるし。

ちょっと話がそれたが、言いたいことは、Windowsをクラックしてただで使おうなどという行為は、電車の網棚の雑誌を集めたり自動販売機のつり銭口や下をあさる行為と同じでみっともないってこと。

2007/07/04

RSSって何?

RSSって何?IE7からRSSリーダ機能がついたらしい。ときどきそのマークがオレンジ色になることがあるが、必要性を感じない。ページが更新されるとそのページを見に行かなくてもわかるとかいうのだが、私がよく見るサイトはRSSに対応していない。RSSフィードを探すヒマがあったらページを見たほうが早い。だいたい私が見るところは四六時中更新されているのでそんなもの役に立たない。

一時期プッシュとかプルとかいう話があった。ポイントキャストという、プッシュ形式のサービスがあって、私は素晴らしいなと思っていたのだがすぐにすたれてしまった。プッシュ型というのは放送に近いのだろう。インターネットと放送の融合、ネットで放送しようという動きもあるようであるが、サーフ氏は放送とインターネットがあまり相性がよくないという話をしていた。

放送というのはストリーミング、つまりリアルタイム性をもった音声または動画の配信のことであるが、これは実感できる。youtubeで動画を見るとき、1回目は何度か途中で止まってしまうことがよくある。バッファリングが再生に追いつかないからだ。私はこれがうっとうしいので、最近は見たいビデオを選んで再生が始まったらすぐにポーズボタンを押し、バッファリングが終わるのを待ってから再生している。こんなことをするくらいなら最初からダウンロードして再生させたほうがよい。

ネットではどうしてこういうことが起こるかというと、個別のリクエストに対して放送を行うからである。テレビは一方的に電波を出すだけで、受信者が増えても電波の出力を強力にする必要はない。大勢が視聴したから電波が途切れることもない。ネットではアクセス不能になることさえある。

この不具合を解消するために考えられたのがマルチキャストなのだろうが、マルチキャストははやらないのではないか。ちょっとかじったことがあるのだが、一番の難点は、ネットのルータがすべてマルチキャストに対応していないと使い物にならないことだ。

マルチキャストというのは、基本はプル型であるインターネットに、プッシュ型の機能を持たそうとしている。つまり、インターネットを特定の用途に使用するために修正しようとしている。

サーフ氏はNGNは否定していたがマルチキャストについては触れていなかった。しかし彼のインターネットはアプリケーションに関与してはならない、という原則には、マルチキャストも反しているのではないか。

それよりは、P2Pだろう。P2Pは、既存のインターネットをそのまま利用して、大容量のデータを効率よく配信する仕組みを作った。

私は反Winnyである。winnyを憎悪している。しかしそれはP2Pの原理を憎悪しているのではない。著作権を無視して違法コピーができるようになっているのは、P2PのしくみではなくてWinnyのアプリケーションとしての仕様である。ここをみんな誤解している。Winnyは悪くない、それを悪用するユーザーが悪い、というが、Winnyは違法コピーを目的に作られたアプリケーションであることは間違いない。P2Pの技術を悪用したのである。

私は最近いろんな人のブログを見るようになったが、いつもはもっともなことを言っているのに、P2Pのこと、著作権のことになるとアレ?と思うようなことを言い出す人を二人知っている。多分、この二人はP2Pの恩恵に浴しているのだと思う。結局、WinnyあるいはP2Pを否定するかどうかは、その人がそれを使っているかどうかでしかない。理屈も道徳もへったくれもない。私がWinnyを使わない一番の理由は使えないからである。使いたくても使えないのだ。しかし、Winnyが使えるときでもあまり好きではなかった。ほしくない余計なものまで落ちてしまうことと、偽者が非常に多かったこと、いわゆる「鬼畜」なものが多かったことなどが理由だ。WinnyのUI自身にも、なんともいえない不快を感じた。

Winnyで流通するファイルが鬼畜なものが多いこと、情報漏えいやウィルスが蔓延したことは、Winnyの目的が不正行為であったせいだ。このソフトはMXで逮捕者が出たのを疑問に感じて開発を思い立ったと作者も明言している。

最近私はbittorrentというものを使っている。違法コピーも行われているが、MXやWinnyのようにはガンガン落とせない。ユーザーが少ないのだろう。空いてると遅いという、おもしろいネットワークである。

こう考えてくると、アプリケーションがどうにかすれば、なんとかなる。インターネットは運送屋に徹して、荷物の中身には関与しないことだ。荷物をいかにすばやく運ぶかを極めてくれればよい。最近は伝票番号で簡単に配送状況が確認できるようになった。だがこれも別に荷物に発信機を着けたわけではなく、中継点で伝票番号を記録しているだけである。あとは照会システムを作ればよい。これはアプリケーションでやることである。

こう考えてくると、やっぱりアプリケーションの方が面白そうだな。レイヤーが高いほど面白い、人間的な仕事ができる。NWがつまらないつまらない、とずっと感じていたのはそういうことなんだろう。