フォワードプロキシとリバースプロキシの違い

ネットワークスペシャリスト試験でリバースプロキシとフォワードプロキシについての問題がまた出た。

過去5年の問題を確認したが、2、3回出ている。去年も出てたんじゃなかったかな?

リバースプロキシは仕事で構築したこともあるのだが、
「リバースプロキシと通常のプロキシの違い」という点については、
インターネットのどの情報を見てもピンとこない。

いろいろ言っても、結局クライアントとサーバの間にあってリクエストを転送することには変わりないじゃないか、と。

ようやく自分なりに納得できる違いを見つけた。

それは、フォワードプロキシつまり通常のプロキシは、不特定多数のサーバ宛のリクエストの代理となり、リバースプロキシは特定のサーバ宛のリクエストの代理となる、ということである。

クライアントがプロキシ宛にリクエストを送るのはフォワードもリバースも同じ。

「フォワードはクライアント側、リバースはサーバ側」というのもなるほどと思ったが、
フォワードプロキシがデータセンタにあればクライアントにとっては「サーバ側」と感じるだろう。