中古のcatalystを買う

いい天気だったので、というわけでもないが久しぶりに秋葉原のおっとへ行った。私にとっておっととは中古Cisco屋である。目当てはcatalystである。3548が山積みである。26000円くらいだった。
catalyst3000シリーズはL3だと思い込んでいた私はこりゃ即買いだと手に取ろうとしたが、ほかの値札を見ると、L3スイッチはちゃんとそれが明記してあり15万くらいする。おっとのことだからL3かどうかの区別くらいはちゃんとするだろう。ということは3548はL2、3000シリーズ=L3、ではなかったのか!

29XXでも3548より高いものがある。詳しくは見ていないがおそらくIOSのバージョンだろう。L3スイッチが安く買えるなら、と思ったがそうはいかない。L3スイッチはバカ高いのである。ルーターなら安いものなら1万円で買えるのに。そもそもスイッチとはルーターよりコストパフォーマンスがよいのではなかったのか?

しかしこれにはL3スイッチが登場した時代を考慮せねばならない。L3スイッチが登場したときにはFastEthernetは当たり前、Gigaもかなり普及してきた頃である。FEポートが24個とか48個もついていてルーティングが可能となったら、そりゃあ高いさ。2514は2serial 2ether, しかもそのetherは10base-2、10Mbpsの線で、MAUがないとLANケーブルがつなげないという代物だ。それでもおっとなら2万くらいするかな。

ルータとL3スイッチの違いについては、そう簡単なハナシではない。ハードウェア処理かどうかというのも基準にならなくなっているようだ。おおざっぱに言うとL3スイッチは簡単なルーティングをおこない高速にトラフィックを処理するもの、ルータはQoSやセキュリティなど、複雑な処理をおこなうもの、という区別になるのかな。でもそのうち区別はなくなってしまうんじゃないだろうか。
というわけで、ただのL2スイッチならわざわざ買うことはないかなと思っているがモノを買わないといつも落ちるので買っておいたほうが心理的にもいいんだよな。でも3万くらいするんだよな。ルータより高いんだよな。

ヤフオクで3524が1000円から叩き売られている。しかし、show versionは記載されておらず、ACケーブルすらない。通電のみ確認のジャンク扱いだ。もしかしたらIOSもないかもしれない。しかし1000円なら買ってやろう。部屋に飾っておく。

BCMSNの新バージョン、642-812の受験記は今のところ2個しか見つからない。いずれの受験者も相当のプロだ。一人は有名なCCIEホルダである。その二人が難しくなったぞと言っているので要注意。STP,HSRPくらいは実機で確認したいところだ。そのためには2台いる。おっとで買うと5万円超える。無理。ヤフオク。

やっぱりすぐに1台欲しいと思って再びおっとへ行った。もういちど見てみたが、3524の26250円が一番安いカタリストだった。なぜだ?たかがL2スイッチがどうしてこんなに高いんだろう・・・。さらに納得がいかなかったのは、29xxの方が高かったこと。確か2912じゃなかったか?店員にどうしてこっちの方が安いのか、数字の大きい方が上位機種ではないのか、と聞くのもいやだった。26250円なら出せない事はないが・・・。オークションで1万円くらいで落とせそうだ・・・。確かにジャンク扱いではあるが雰囲気的に大丈夫そうだ・・・賭けてみよう、ヤフオクに。ということになった。