BSCIの準備 IS-IS

おっとすっかりご無沙汰してしまった。とりあえず黒本をなめる。

バックボーンは特定のエリアではなく、L2ルータまたはL1/L2ルータによって接続されたパスを意味する。スタブエリアがある。バックボーンはエリアではない。

OSPFに比べてLSPが流れる量が少ないため1000ルータ/エリアくらいまで運用可能である。メトリックは帯域に関係なくデフォルト値を使用する。

ESH・・・はESからISへのHello, ISHはISからESへのHello, IIHはISとIS間でのHello L1はエリア内ルーティングをおこなう。

L2はエリア間ルーティングをおこなう。

L1ルータが隣接関係を確立できるのはL1またはL1/L2ルータのみで、L2ルータとはできない。

すべてのルータはひとつのエリアのみに所属する。

エリアの境界はリンク上に存在する。

OSIで使用されるネットワーク層のアドレスはNSAPである。

IDP=AFI+IDIAFIが49のアドレスはプライベート 
NSAP=エリア+システムID+NSEL

ルータに割り当てるアドレスはNETである。

LSPはPtP上ではunicastで、BC上ではマルチキャストで送信される。

最低必要な3つのコマンド

(config)#router isis
(config-router)#net xx.xxxx.xxxx.xxxx.xxxx.xx
(config-if)#ip router isis

DISはpriority値で選出され、同点ならSNPA(LANならmac)で決まる。

DISとだけでなく、すべてのルータと隣接関係を確立する。

PSNP(Partial Sequence Number PDU)は、p-t-pリンクではLSPの確認応答として使用される。

特定のIF上で動作レベルを変更するには
(config-if)#isis circuit-type level-1とか。

SNPAはL2アドレス 

L1ルータが自分の所属するAREA以外からのパケットを受け取ったら、もっとも近いL1/L2ルータへ転送する。

ADのデフォルトは115。OSPFより5大きい。IGRPが100。

EIGRPは内部、外部、集約で異なり、順に90,170,5。

ciscoルータではリンクメトリックは10となる。

(config-router)#summary-address xx.xx.xx.xx 255.255.255.128
とか。

フレームリレーではCLNSフレームリレーマップをbroadcastオプションつきで設定する必要がある。ただしp-t-pのサブインタフェースの場合は不要。

hello intervalの変更は 
(config-if)#isis hello-interval 100
とか。

passive interfaceにすると、helloを送出しないが経路情報はadvertiseする。

PSNP(Partial Sequence Number PDU):LSPを受信したときの確認応答、およびLSPの要求に使用される。

NSAP(Network Service Access Point):OSIで使用されるネットワーク層のアドレス。

LSP(Link State PDU):リンクステート情報の配布に使用される。OSPFのLSAに相当する。

CLNP(ConnectionLess Network Protocol):コネクションレス型のデータとエラー通知を伝送するOSIネットワーク層プロトコル。

IS-ISは、わかりやすい。合理的で、すっきりしている。多分そのうち誰も使わなくなるであろうが、惜しい。

一方BGPは、わかりにくいがこれからも使用され続けるであろう。IS-ISの勉強ははかどり、BGPはすすまない・・・。世の中そういうものだ。