DellのPCのヒートシンクが外れた

帰宅すると母がパソコンがこわれちゃったという。電源を入れるとDELLのロゴが出た直後にエラーが出て起動しない。BIOS画面までもいかない。

Alert! chipset heat sink not detected.

system halted!

ホコリかなんかかなとハコをあけてホコリを吹き払ったが変わらない。よく見ると、CPUの横のチップのヒートシンクがはずれていた。そのヒートシンクの固定金具が外れていたのが原因であった。しかし、チャチというかなんというか、こんな仕組みは初めてみた。故意に壊れやすくしているのではと思えるくらいだ。同じ症状で怒っている人がたくさんいる。本当はハンダを付け直すべきなのだが、マザーボードのハンダ付けはさすがに怖い。とりあえず残っているハンダを暖めてみたが、触るとグラグラしている。バネを伸ばして力を緩めて、さらに瞬間接着剤でくっつけてなんとか立ち上がるようになったが、またはずれるかもしれない。こんな設計考えた奴連れてこいよ!

不良には設計不良と製造不良があるというのを以前いた品質保証部門で学んだ。今回のは金具のハンダ付けが甘かったという製造不良でもあるかもしれないが、絶対に設計が間違っている。ヒートシンクをあんな風に固定しているのなんか、ほんとに見たこともないし思いつきもしない。

ヒートシンクが外れたときに起動しないようにして事故を防ぐ、と考える前に、ヒートシンクが外れないことを考えろよ!ヒートシンクが外れるような事態がおこったらもうそこで終わりだろ。そこを死守しろよ!そうなったときの事なんか考えんなよ!ほんとに!