cisco機器のpingは Ctrl + 6 で止まる

Cisco機器でpingを打ちっぱなしにしている状態で、

打ちっぱなしといってもwindowsの -t みたいなオプションはないので、

repeat 100000

とか大きな値を適当に指定する。機種やOSによっては打ちっぱなしというオプションがあるのかもしれないが、多くの場合、ない。


その状態でpingの実行を中止したいとき、 Ctrl + Shift + 6 を打鍵すると中止することができるのだが、このキーがなかなか入らない。

WindowsのCtrl+Alt+Delだったらほぼ確実に一発で入るのだが。

多くの人が、Ctrlを左手の親指、Shiftを左手の人差し指で同時に押さえて、右手で数字の6キーを押すと思う。

そして、一発でとまらないので左手はそのままにして右手で何度も6を叩く。

が、このやり方だと止まらない場合がある。

止まるときはすぐ止まるが、止まらない場合はなかなか止まらない。2回や3回ではなく10回くらいでようやく止まったりする。


この時に止めやすい方法を発見した。

Ctrl、Shift、6のキーを同時に押すのではなく、

Ctrl → Shift → 6 の順に微妙にずらす感じでたたくと、入りやすい感じがする。

.....

と思ったら、新たな発見をした。


Ctrl + 6 だけで止まる!

3つの異なるCisco機器すべてで止まった。

しかも、だいたい1発で止まる。


今まで、Ctrl + Shift + 6 がなかなか入らず何度も何度もたたいてようやく止まった、ということが何度もあったが、もしかしてたまたま打鍵順序が Ctrl → 6 → Shift となったときに止まっていたのではないだろうか.....


APEX 9 MINI

しばらくFILCOのFILCKTL15というキーボードを使っていたが、
いろいろ不満が出てきた。

・大きい
・重い
・ゴム足が取れる
・ゴミがたまる
・なんとなく、飽きてきた


最近、なんでもかんでも「ゲーミング」とつけるようになってきて、パソコン、椅子、マウス、そしてキーボードにもゲーミングキーボードと呼ばれる製品が出てきた。

私はそんなにゲームをやることもないのでそういう製品の必要性を感じなかったが、なんというのか、キーがむき出しになっていて小さいサイズのキーボードが、ちょっといいなと思っていた。

退屈しのぎと気分転換のために、適当に選んで、steelseriesというメーカーの APEX 9 MINIというキーボードを買った。

使ってみてすぐに、home、end、矢印キー、日本語モードがないことの不便さに気づいた。そしてその不便さが致命的なことに。

パソコンですることはそんなに複雑なことではない。

youtubeを見る、Xを見る、ポストする、何かを検索する、amazonで買い物をする程度のことがほとんど。

ちょっとした文章を書いたり、Excelのドキュメントを作ったりすることもあるが、毎日毎日することではない。

仕事で使うパソコンは借りているノートPCで、そちらではドキュメントを作ったり文章を書いたりすることが多いが、自宅のPCでは単純な操作しかしない。

だが、ブラウザに文字列をいれてちょっと検索をする、というだけの操作でも、home/end/矢印/日本語オンオフ、という操作は頻繁に使うことがわかった。

「やっぱりゲーミングキーボードじゃダメか・・・・」と思いかけたが、カスタマイズにより十分に使えるようになることがわかった。

home/end/矢印/日本語オンオフはデフォルトでは「SteelSeries Function Key」というキーを押しながら何かのキーを押すことで動作するようになっているが、カスタマイズにより任意のキーにその操作(日本語切り替えはマクロを作った)を割り当て、単一のキーだけで動作させることができる。

まず日本語入力オン・オフを→ESCに割り当て、
home/end/矢印はエンターキーの近くにある、^とか\とか[とかあまり使わないキーに割り当てた。

これでとりあえず日常で使用しているほとんどの操作を問題なくおこなえるようになった。



そして、感心したのはこの後である。

キーボードのカスタマイズはアプリでおこなう。「たかがキーボードのカスタマイズにアプリなんか・・・」と思ったが、アプリを使用することにより複数のconfigurationを作成することができる。そして、キーボードのバックライトのカスタマイズも様々にできる。バックライトなんかなんでもいいよ、チカチカされたらウザくてたまらない、と思っていたが、先ほどカスタマイズした設定を使用するときのバックライトと、カスタマイズしないデフォルトのバックライトを変える。

実際にはキーボード設定とバックライト設定は別なのだが、キーボード設定を切り替えるときにバックライト設定を一緒に切り替えるようにする。

私の場合、通常使用する設定は青単色、デフォルト設定の場合は赤単色、というようにした。

今さっそくこの設定を使って打鍵しているのだが、「」を思ったより頻繁に使うことに気づいた。

が、「」を使いたいときはデフォルトの設定にすればよい。


キーを一個押すだけでキーアサインが変わり、その設定はバックライトにより一目瞭然である。

なんか、カスタマイズアプリなどがバグることもあるようだが、そんなことは大目に見られるくらい、この多様なカスタマイズ機能は素晴らしい。





早速バグらしき不具合を紹介する。
SteelSeries GGであらかじめ用意されているconfigurationをそのまま使うと、
F5などのfunctionキーが機能しないようだ。

functionキーはSteelSeries Function Key + 数字キーで機能するはずなのに、
そのまま数字が打鍵されてしまう。

ちょっと調べたらあるフォーラムで、既定のではなく新しいプロファイルを作ると動く、という情報があって、その通りだった。


ディスク空き容量の表示

Windowsでディスク空き容量を確認する方法はいろいろあるが、私は「エクスプローラー」を開いて、「PC」を選択して表示される情報を見ているが、いちいちエクスプローラーを開いて、PCを選択して、とするのが面倒なので、コマンドでできないかなと調べた。

wmic diskdrive get size というコマンドがあるが、結果がバイトで表示されるのでわかりにくい。

> wmic diskdrive get size

Size

1000202273280

2000396321280

2000396321280


この結果を加工してGB単位で表示するという方法もあるが面倒で、
Powershellだとそれほど面倒ではない。

> $disk = Get-WmiObject Win32_LogicalDisk -Filter "DeviceID='C:'" | Select-Object Size, FreeSpace
> Write-Host ("{0}GB free" -f [math]::truncate($disk.FreeSpace / 1GB))
1411GB free


このコマンドを aki.ps1 などという名前でスクリプトとして保存して実行すればよい。
ただし、powershellスクリプトを実行する場合右クリックして「Powershellで実行」をしなければならない。(拡張子の設定でダブルクリックで実行できるようになるかもしれないがデフォルトでは実行されない)

さらに、powershellのスクリプトはデフォルトでは実行許可されていない。

さらに、スクリプトは実行するとすぐ閉じてしまうので結果が見えない。

などを考慮して、以下のようにした。


#powershellスクリプトの最期に pauseを追加 「aki.ps1」という名前で保存
#これはCドライブのみ表示

$disk = Get-WmiObject Win32_LogicalDisk -Filter "DeviceID='C:'" | Select-Object 
Size, FreeSpace
Write-Host ("{0}GB free" -f [math]::truncate($disk.FreeSpace / 1GB))
pause


#以下のようなコマンドを書いたバッチファイルを「aki.bat」という名前で保存
#このバッチファイルでpowershellスクリプトを実行可能にして起動する。

powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Unrestricted .\aki.ps1


そして、aki.batとaki.ps1を同じ場所において、aki.batをダブルクリックすれば
こんな感じで表示され、Enterキーを押せば閉じる。




....と、一通りやってから、エクスプローラーの「PC」アイコンへのショートカットをデスクトップに作ってダブルクリックした方が早いな、と思ったが....

まあ、コマンドでも表示できますよ、というのを知っていたら何かの役にたつだろう...