このブログを検索

2017/11/02

bpdufilterとbpduguardとloopguardとrootguard

(global mode)

spanning-tree portfast bpdufilter default

spanning-tree portfast bpduguard default

spanning-tree loopguard default

ルートガードはグローバルで指定できない。


(interface mode)

spanning-tree bpdufilter enable

spanning-tree bpduguard enable

spanning-tree guard loop

spanning-tree guard root



これも覚えられない。

globalで設定するときは、「default」で有効になる。

globalということは複数のインタフェースが対象になるから、
「ループガードが有効なのがデフォルト設定」ということだろう。

bpduフィルタとガードは、portfastが設定されているポートが対象になる。

spanning-tree bpduguard default

とは設定できない。


portfastというのは「部分的なSTP無効化」に等しい。

portfastが設定されたポートにブリッジが接続されるとSTPが働かないので、ループを防ぐことができない。

本来はそういうことのないポートにportfastを設定するべきなのだが、
bpdufilter, guardは万が一のための防御策である。


インタフェースモードの設定では、「enable」にする。

個別設定なので、有効/無効にするわけだ。

しかし、ループガード、ルートガードについては設定方法が異なる。

spanning-tree loopguard enable
spanning-tree rootguard enable

とすれば覚えやすいのにね。