このブログを検索

2020/07/20

2枚交換する(やり直し)

手札を C1-1,C2-1,C3-1,C4-1,C5-1 とする。

残りのカードを、

C1-2,C1-3,C1-4
C2-2,C2-3,C2-4
....
C5-2,C5-3,C5-4

C6-1,C6-2,C6-3,C6-4
...
C13-1,C13-2,C13-3,C13-4

とする。

捨てる2枚のカードを、

C1-1,C2-1とする。

手札に残るのは C3-1, C4-1,C5-1


ワンペアができるケースは以下2つの場合のいずれかである。

1.取った2枚のカードの中でペアができる。(ただし、手札とペアになるカードは含まない)
2.取ったカードと手札を合わせてペアができる。


※以下で求める場合の数はすべて順序を考慮しない。
(ことなる順序で同じ組み合わせは同じとみなす)


「1.取った2枚のカードの中でペアができる。(ただし、手札とペアになるカードは含まない)」

取ったカードの中にペアとなる2枚が含まれる場合の数を数える。

ペアとなるのはC1,C2,....C13の13種類のカードの、同じ種類のものが2枚(以上)そろった場合である。

C1~C5は残り3枚なので、その組み合わせは3。

C6~C13は残り4枚なので、その組み合わせは6。

全部足すと、5*3 + 8*6 = 15+ 48 = 63


ゆえに、2枚とったときにその中でワンぺアができる(ただし手札とペアになるカードを含まない)場合の数は

 63 ....①



「2.取ったカードと手札を合わせてペアができる。」

手札に残っている3種類(C3, C4, C5)の、残り3枚のカードのどれかが含まれてさえいればよい。

そのカードとは下記の9枚である。

C3-2, C3-3, C3-4, C4-2, C4-3, C4-4, C5-2, C5-3, C5-4


列挙する。(38)というのは、残り38枚の組み合わせという意味。
手札と合わせてペアになれるカード以外のカードが38枚ある。

これら9枚のうち1枚と、その他38枚のどれかの組み合わせと、
これら9枚のうち2枚を選ぶ組み合わせの合計だから、

38*9 + combin(9,2) =378 ... ②



①に②は含まれない。
②には、「取った2枚の中でペアができる」ものも含まれるが、
①で手札とペアになるカードを除外しているので、①と②が重複することはない。

よって、2枚交換する場合にワンペアができる場合の数(順序を考慮しない)は、

63 + 378 = 441

残り47枚から2枚を選ぶ場合の数(順序を考慮しない)は

combin(47,2) = 1081

求める確率は、 441 / 1081 ≒ 0.408