こないださくらのVPSをぶっ壊してしまった。
たしかiptablesのアップデートをしようと思い、アンインストール&インストールしようと思ったら、
めちゃくちゃになってしまい、ほとんどのサービスが消えてしまったのだ。
メールはpostfix + dovecotで、試行錯誤しながらなんとか送受信できていたのだが、
これを機会に1から「構築」(この言葉はおおげさで好きではないが)方法をまとめておく。
まず確認
# service postfix status
postfix: 認識されていないサービスです。
# service dovecot status
dovecot: 認識されていないサービスです。
yum install postfix
さあ、
#vi /etc/postfix/main.cf
とやりかけて、まてよと思い、main.cfのあるフォルダを見てみると、
main.cf.rpmsave
master.cf.rpmsave
というファイルがある。
ほかのサービスもそうだったのだが、.rpmsaveという拡張子のついたバックアップファイルのようなものが残っている。
これらのファイルをmvで main.cf, master.cfにする。
# which postfix
/usr/sbin/postfix
# service postfix status
master は停止しています
# service postfix start
postfix を起動中: [ OK ]
メールが送れるかテスト
# echo test | mail (gmailのアドレス)
瞬時に届く。
iphoneに登録してあるアカウントからメールを送信してみる。
「パスワードが違う」と言われる。
saslauthd を起動しないといけない。
# which saslauthd
/usr/sbin/saslauthd
# service saslauthd
使い方: /etc/init.d/saslauthd {start|stop|status|restart|condrestart|try-restart|reload|force-reload}
# /etc/init.d/saslauthd status
saslauthd は停止しています
# /etc/init.d/saslauthd start
saslauthd を起動中: [ OK ]
もう一度送信・・・送れた。
postfixの復旧は終わり。
次はdovecot
yum install dovecot
同様に設定ファイルの.rpmsaveがあるので、戻す。
/etc/dovecot/conf.d/
10-auth.conf
10-mail.conf
起動
# service dovecot start
Dovecot Imap を起動中: [ OK ]
gmailから、メールを送ってみる。
受信できた。