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2010/09/11

show ip protocol, do show

わたしはルーティング設定を変更したり修正したりするときに show runをやって現在の設定を確認する。ルーティングに限らずほとんどの場合、sho runをやる。だが、configが膨大な場合はそうもいかない。

そこで私が最近使うようになったのは show ip protocolである。これによって現在設定されているルーティングプロトコルとそのAS番号あるいはプロセス番号が表示される。他にも情報は表示されるが、とりあえず今ある設定がわかる。これがわかればそのモードに入れるし、消すこともできる。

さらに最近(といってももう10年くらい前からかな)はconfigモードでも doをつけることでshow コマンドが実施できるので、conf tをしてしまった後でも「あっいけね、exit」としなくても、「do sho ip proto」でよいのである。ospfのnetworkコマンドをやるときなどは do sho ip int briでipアドレスを確認する。

私は基本的にどんな簡単な構成であっても、走り書き程度でも構成図を描いて、それを見ながら設定する。それはミスがないからとか記録に残すためとかではなく、そのやり方が「計画、デザイン、実装、フィードバック」という進め方となるからだ。

構成図を描かずにいきなり設定していき、ガンガンコマンドを打っていくのもある意味速かったり楽だったりするのだが、わたしはそういうやり方は暴走、いわゆる「ハマリ」を生むような気がしてならない。

紙にボールペンで丸や四角を描いて線で結んで名前を描いたり数字を振ったりする。
それだけで、さっき言った計画から実装までの一連の作業の全体が見えるのである。
もちろんそれはあくまでも「机上の空論」であるが、どんなことでもまずは空論で始まるのだ。

do sho ip int brie までいれないとダメだね。