wikiにまとめる。dynamipsでコマンドを確認しつつ。
やっぱり、実機がないと無理だ。少なくとも私は。そして、コマンドを一回打てば、10回読んでも頭に入らないようなことが一瞬で理解できる。
今日はISISをやった。なかなかはかどらない。やる気も起きない。もう試験範囲からはずれることがわかっているプロトコルだ。だが、ISISというプロトコルがあることを知っておくのはいいことだ。もちろん、こんなプロトコルを設定する機会は前回BSCIを取ってから今までなかった。ISISという言葉を聞くことも見ることもなかった。そんなもの覚えてもしょうがない、とほとんどの人が言うだろう。でも、私には意味がある。このプロトコルが試験範囲からはずれ、EIGRPが残るということに、意味がある。
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bgp...
bgpがよくわからない。使ったこともないし。原理的なことはなんとなくわかるのだが、なぜそういう機能が必要なのか、どういう時に使い、どういう時に使わないのか、たとえるとどんなものか、などがピンとこない。それは前回勉強したときも同様で、まあいいやとりあえず覚えちまえ!とやりすごした。しかし最近はそういう力ずくの飲み込みというか暗記が難しくて、いちいち意味と意義が納得できないと受け付けない。
たとえば、IBGPスプリットホライズン、BGP同期、ルートリフレクタ、コンフェデレーション等の機能。これらはどれも、「余計な経路広告をしない」ことを目的としている。単純に考えるとノードが複数接続してネットワークを形成していて、何かの情報を交換しようとしたら、一番確実なのはすべてのノードにもれなく伝えるのが確実である。
しかし、それだと重複がありそうだなというのは想像がつく。OSPFの場合はそれを防ぐためにDRという役割がある。つまり、フラットな組織ではなく階層ができるのである。
BGPにはDRはない。だから、先ほど挙げたようなワザを使って、余計な経路情報の交換をしないようにする。だが、それはBGPプロトコルの欠陥に思えてしまう。欠陥はいいすぎとしても、欠点だ。
そして、前にも書いたけど、黒本は文章が雑だ。文法が間違っているというわけではないが、言葉の使い方が雑で、読みにくい。イライラする。情報が系統だてて書かれていないせいもあるだろうが、読んでいてスっと頭に入ってこない。ギクシャクギクシャクしている。また見つけた。
next-hop-self とか。あと update-sourceとか。どうもbgpはインテリジェントじゃない感じがする。非常に単純なプロトコルで、その単純さゆえの不都合をいろんなオプションで対応させている。egpなので、そんなに大きなトポロジ変化はなく、ASごとにまとめた情報をごっそりやり取りするので、コンバージェンスとか拡張性とかをあまり意識しないでもいいのではないだろうか、と、得意の何の根拠もない推測。