ネットワークスペシャリスト試験、合格した!
今までとった資格試験の中で一番うれしいかもしれない。
対策本は2冊買ったけど、どちらも流し読み。
過去問をIPAのサイトからダウンロードして、
さらっと見るとチンプンカンプンな問題があるが、
わかる問題はすごく簡単なので、
ハハーン、これはたいしたこと聞いてないな、と察して、
わからないものは考えるのをやめてすぐ検索して正解を選んだ。
検索したといっても、問題そのものと答えを検索したのではなく、
その問題が問うていることを検索した。
午前問はIT界の一般教養的なことなのでたいしたことはない。
問題は午後なのだが、これも過去問を解いてみると小難しくダラダラと書いてあるが
答えはほとんど問題文の中にあって、それを探して書き写すも同然のようなことばかり。
必要なのは、未知の技術や新しい技術であっても、基本的なことは過去の技術を踏襲しており、基本を理解していれば新技術や未知のワードにビビることはない、という自信、落ち着き、である。
あとは、必死さ。
とりあえず解答欄は全部埋めた。
鉛筆と消しゴムという普段使わない道具を駆使して、何度も何度も解答を書き直して、
とりあえず埋めた。
合格点は60点。
解答欄を全部埋めて60点などというのは、いままで受けた試験では考えられない。
だいたい戦意喪失してあきらめてしまうものだ。
今回はプライドをかなぐり捨て、制限時間いっぱいまで粘って何度も推敲して答案を仕上げた。
合格点ギリギリの点数だったのだが、私の熱意が数点加算されたのではないか。
本格的に試験対策に費やした時間は1か月にも満たない。
そのかわり、一週間くらいは酒を飲まず朝5時に起きて出社前に過去問を解いたりした。
とにかく過去問を解くことに尽きる。
過去問を解いて、それほど難しい試験ではない、というのを実感して、
自分の知識と経験に自信を持つこと。