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2024/12/26

CMLを2.7.2に更新

2021年4月にヤフオクでDellのPoweredge R620を買った。確か1万円くらいだった。メモリを追加して128GBとした。そして、ESXi7を買ってインストールし、CiscoのCMLを買ってインストールして使っていた。ESXiもCMLも1年のライセンスで、1年後にもう一度買った。ESXiの購入時のメールを見ると2022/5/7に買っていて、2023/5/7に切れている。が、今でもESXiは使えて、特にライセンスが失効したなどの表示もない。

CMLは、以下のような購入履歴であった。思ったより買っていた。

2021/1、2022/2、2023/4、2024/5

というわけで、2025/5/20まで有効である。


バージョンは2.6.1+build.11

2.8が出ているようなのでアップデートしようとしてupgrade systemからcockpitにログインしようとすると「ユーザー名またはパスワードが間違っています」となりログインできない。

ユーザー名は sysadmin。このアカウントでESXiのコンソールからログインできるのでパスワードは間違っていないはず.... 

既知の問題で証明書を消してcockpitをリスタートするという情報があったのでやってみるがそれもだめ。おかしいな、とコンソールにログインした後、パスワード文字列をタイプしてみた。すると、@のところが[ になっている!


sysadminのパスワードはメモってあって、***@**** となっていて、いつもそれでログインしていたが、実は @は [ だったのか?adminとsysadminのパスワードは同じにしたつもりで、adminも ***@****でログインしていたのだが問題なくログインできていた...謎.... まあいいか


ではアップグレードする。正式な手順は下記にあるのだが見ないでググりながら適当にやっていたらいろいろハマった。

In-Place Upgrade - Cisco Modeling Labs v2.8 - Cisco DevNet


2.8が最新だがリコメンドは2.7.2となっているので2.7.2をダウンロード。ダウンロードサイトは Cisco Learning Network Store にログインしてMy Store からアクセスする(普通のciscoのダウンロードサイトではだめ)

cml2_p_2.7.2-26_amd64-29-pkg.zip


このzipファイルをそのままアップロードするのではなく、zipファイルを解凍して .pkgファイルをアップロードする。(uploadするときにデフォルトではzipは選べないようになっている)

CMLでメンテナンスモードをONにしてSave, compute hostsをREGISTEREDに変更する。

※このメンテナンスモードonと compute hostsをREGISTEREDにした状態でファイルアップロードしようとするとディスクの空き領域がないというエラーでアップロードできなくなる。その場合、メンテナンスモードをoff, comute hostsをREADYにもどしてアップロードする。


cockpitの方でUpgrade操作をおこなう 
ホスト - CML2 - Maintenance - Software Upgrade - Upgrade

すぐ下にログが出るので、エラーになったらそれを見て対応する。


正常に終わったときのログ


CMLにログインしなおす。ログイン画面の下にバージョンが表示されている。

compute hostsをREADYにし、メンテナスモードをoffにする。




ちなみにCMLを動かしているESXiであるが、VMWAREはBroadcomに買収されて、今は個人でライセンスを購入できなくなっているようだ。
私が買ったライセンスはもう期限が切れているのだが、特にエラーも表示されずに使えている。ESXiは必要なので全然買い続ける気ではいるのだが。
もし法人にしか売らないというのなら法人を作ることもやぶさかではない。

2024/12/19

fail2banその後

fail2banを有効にして1か月ほどたったが、1日数件程度のIPアドレスがブロックされる。

whois情報を見るとアクセス元は様々で、中国が多いとかロシアが多いとかいうような偏りはなく、世界各国から来ている。日本はほとんどないというか、見たことがない。

そしてわかったのは、インターネットではセキュリティホールがないかを検索しその結果をデータベース化しているサービスが存在するということである。

果たして、それは本当に悪意はないのか、悪意はなくセキュリティの向上を目指すものだとしても他人のサーバーなどにスキャンやブルートフォースアタックをすることが許されるのだろうか、という疑問を抱く。

もちろん、そういうスキャンであってもブロック対象である。

その一つにcensysというサービスがある。

これはアクセス元のIPアドレスを公開しているので、それらは無条件にブロックした。